アクリルと油絵の具で白い服を描く

白。。。

この色を描くのは水彩でもアクリルでも

私にはチャレンジ。

ギャラクシーと海を眺めながら歩く

浜辺の女性を3年ほど前から描き始めたのですが

女性の部分がどうして描けなくて

放置していました。

今回は、6月のフィクションのイベント

どうしても展示したい、

と思っていたのですが、

ようやく

今まで描きたかった白の服をまとった女性が

浮かび上がってきました。

この作品は

65x93cm

と少し大きめ。

放置していた状態は

この状態。

女性で苦戦したのが分かります。

この後、好きではなかったので写真に残していなかったようですが

スカーフの部分をアクリル絵の具でうっすら赤く塗っています。

赤、青、灰色の上に

油絵の具で白を塗りこんでいきました。

次の段階まで乾かさなければならないので、

海全体の色を最終段階の細かい線を入れていきます。

イベントまであと約3週間、

間に合うか。。。!

間に合わなければ会場で描く予定です。

イベント情報はフランス語ですが、

下のサイトからご覧いただけます。

無料チケットはフェイスブックのページから予約できます。

http://nice-fictions.fr/

フェイスブックページ

ニースフィクションフェイスブック

最近の展示情報

5,6,7月の展示情報詳細

★★★★★★★★★★★

ニースに住みながらイラスト、挿絵のお仕事をしています。

ポートフォリオなどは

http://akikomartinache.com/からご覧いただけます。

また、作品へのお問い合わせは

こちらにあるメールアドレスからお気軽にご連絡ください。

どうぞよろしくお願い致します!

ニース駅近くの本屋さんで

絵葉書やブックマークも販売しています。

31 Rue d’Angleterre
06 000 Nice, France

サイト : Their webpage …> こちら♪

ニース合気道道場の作品

南フランス、ニースの旧市街にある合気道の道場です。

合気道の先生が習字やアートなどを道場に飾る事を

好まれるようで、

昨年合気道の絵を描かせていただきました。

毎週道場でお稽古するので

手元を離れた作品にちょこちょこ会えます♪

先生や生徒さんのほとんどがフランス人なので、

作品には漢字を入れ、

道場の色合いと和の雰囲気を出す作品にしたく、

茶、黒、白の色を使いました。

喜んでいただけて良かったです!

ありがとうございました!

★★★★★★★★★★★★★★

ニースで挿絵やイラストのお仕事をしています。

どうぞよろしくお願い致します。

こちら

からお気軽にお問い合わせください。

絵葉書やブックマークを販売しているニースのブックストアインフォーメーション

31 Rue d’Angleterre
06 000 Nice, France

サイト : Their webpage …> こちら♪

ご注文をいただいた石の上の小宇宙

今回はキャンバスの上ではなく、

石の上にアクリルでイラストを描くお仕事を承りました。

スムーズな石に描く小宇宙。

というご注文です。

両面少し違う小宇宙を描かせていただき、

ニスを施して仕上げています。

暗い色から明るい色へ何層か重ねたアクリル絵です。

お注文くださったお客様も喜んでくださり、

私もとっても嬉しい気持ちでいっぱいの夜です♪

ありがとうございました!

★★★★★★★★★★★★★★

ニースで挿絵やイラストのお仕事をしています。

どうぞよろしくお願い致します。

こちら

からお気軽にお問い合わせください

絵葉書やブックマークを販売しているニースのブックストアインフォーメーション

31 Rue d’Angleterre
06 000 Nice, France

サイト : Their webpage …> こちら♪

 

Starting my own journey in Art:自分のアートを探す旅開始

After my experience in Andrea‘s workshop (see previous blog post) , I began experimenting with techniques and materials, in the hope to discover my own “painting voice”. Going from being told what to do, to figuring it all out on your own is a difficult step. You doubt about pretty much everything: your technique, the quality and relevance of your work. Luckily for me, a few orders took my mind off the big question and forced me into the most important thing: just keep doing the work. Amazingly enough, I sold a few of these early pieces that while not as good as what I would do today, are still very dear to me, which is why I would like to talk about some of them.

アンドレアさんのアトリエでの経験の後、自分の「作品の声」を見つけるために色々冒険を始めました。言われて描くところから、自分でどう描いていくか見つけるプロセスは難しい段階。テクニック、質、それにちゃんと描けているかどうかなど、色々な疑問でいっぱいになっては不安になりました。ありがたいことに、この不安からちょっと離れさせてくれ、ただ描くことに集中するという大切な事に目を向けさせてくれたのがいくつかの絵の注文でした。驚いたことに、今よりもっとまだまだの状態だった作品が何枚か売れていきました。その一つ一つの出来事が私にとって大切な宝のようなので、その時のことについてブログにしたいな、と思いました。

What ingredients does one need to create quality artwork? Technique is the first thing that comes to mind, but clearly can’t be the only thing that matters. How do I reach and speak to the person who is looking at my painting and make her/him experience something that will move him/her? Those are the questions that I keep asking myself every time I work on something: the ingredient that adds to the piece the culinary equivalent of ‘umami’, something invisible and yet present and potent.

Do you think there is such a thing as a flavor for artwork? Have you tasted it? I suppose everybody’s sense of taste for art is different, nurtured by our life experiences and what one may find sweet will taste bitter to someone else. Being able to give my work the right savor is what keeps things interesting: even if the topic is sometimes the same as I can make several versions of the same piece, I keep whomever this one is destined to in mind and feelings feed the final result!

作品の質を深めるために必要な材料って、皆さんはどんなものだと思いますか?技術は一番最初に思いつく大切なものですが、それだけでは表現できない何かがあるような気がします。手にとって作品を見てくださる方々の心に響くような経験ができるような作品を描ける自分になるには。。。?何かをする時、描く時はいつもこの疑問が頭のどこかにあって自分に問いかけ続けています。きっと料理でいう「うまみ」のような、目に見えなくても存在する何かがきっとあって、それぞれの人生の経験や感覚によって、違う形でその「うまみ」を絵画に触れる時に味わっているのでしょう。皆さんは、その味を味わったことがありますか?見た人の感じる味は、人によっては甘いものになり、苦いものになるのだろうな、と思います。同じテーマの作品でも手に取る方の経験や感性で感じるものが風味となって、最後のタッチを付け加えてくれるスペースを残すような作品を描くことができたら、自分の中で良い仕事になったな、と感じることができるのでしょう。

My artistic journey is also given rhythm by my life journey. After a total of more than 10 years living in Hawaii, in the summer of 2013, my husband and I moved to the city of Nice on the French Mediterranean Coast. I’ll start introducing a few of the paintings I’ve made between 2013 and 2015, as I was settling in my new environment.

自分のオリジナルの表現を見つける旅は、人生の冒険そのもののリズムとも重なっています。こうして自分の作品を描き始めたと同じ頃、合計10年以上過ごしたハワイ島から2013年、夫と共にフランスの地中海沿岸、ニースの街に移動することになりました。ここで一度、2013年から2015年の間、私にとっては本のページを一枚めくるような変化の時でした。その頃に描いた作品を少しづつ紹介したいと思います。

 

Today’s painting 今日の作品です。

 

This piece was inspired by the wonderful sight of a beautiful Poinciana tree (also known as a flame tree), against a shallow water background spotted on the Kona (leeward) side of the Big Island of Hawaii. The original piece (acrylic on canvas) quickly became a hit amongst my friends, got me plenty of positive feedback and a few orders.

この作品は、ハワイ島西側にあるコナで見た、エメラルド色の浅瀬のビーチを背に立っていた大きなポインシアナの木の風景に触発されて描いたものです。この一枚はキャンバスにアクリルで描いた作品で、フェイスブックにアップしたところ、つながっていた友人からたくさんの嬉しいフィードバックをいただき、ほぼ同時にいくつか注文をいただきました。

I ended up making several versions of this painting, all based on the same idea, but with variations, and in different sizes… call if “painting jazz” if you like! This painting was one of first larger paintings that I created on my own. The colors and the theme are tropical, and my clients were Japanese and Americans who love the peculiar atmosphere of Hawaii. The process was similar to what I was doing in Andrea‘s atelier only this time, the piece was my sole responsibility. Each time, it took quite a bit of time to reach the point where I was satisfied with my work. Often, I’d think of how Andrea would tackle the work, and picture him applying his brush to the painting. Although thousands of kilometers away from him, it is as if he were with me. This can get anybody going anywhere: accepting a person as a mentor in one’s heart and keeping the connection alive, despite the distance, and that, regardless of the field.

時間差で最初の一枚は最初に声をかけてくださった方の手に渡りましたが、最終的に、何枚も同じテーマで違うサイズのキャンバスに描くことになりました。「絵でジャズ!」というところでしょうか?この写真の一枚は、この頃自分一人で描いた作品の中では一番大きなものでした。色やハワイの雰囲気いっぱいのトロピカルなテーマだったので、日本の方やアメリカ本土から来ていた方に人気でした。描き方のプロセスはアンドレアさんのアトリエで学んだものですが、最初から最後まで自分の手で終わらせました。描く段階の中で、納得できる状態にするまで時間がかかりました。描きながらアンドレアさんならどう描くか、どう筆を動かすか、彼が描く姿を頭に浮かべながら作業しました。今はマウイ島に住むアンドレアさんとフランスとでは距離はとても遠いですが、今でも師匠としてアンドレアさんの存在は大きなものです。師匠と呼べるだれかがいるということは、場所が離れていてもその師となる方との繋がりを生きたものとして持ち続けることで、その分野での成長を促してくれるものだと思います。

I can reproduce an Acrylic painting with same theme.

Please feel free to contact me by the comment below or Contact information

今でもアクリル絵の具で同じテーマの作品を描くことができますので、下のコメント欄かコンタクト情報 にお気軽にご連絡ください。

 

Early professional painting experience :絵画とお仕事初期体験

 

This is a painting by Andrea Razzauti, an italian (Toscany) artist creating amazing work both in music and painting. I am very lucky to have met him and  have been given a chance to study his technique while assisting him, preparing for an event. The original is an impressive 1.5 x 1 meter framed canvas, displayed at his house on the Big Island of Hawaii.

この絵は、ハワイでお手伝いしながら学ばせていただいていた、素晴らしい画家であり音楽家のAndrea Razzautti(アンドレア ラザウティ)さんの絵です。彼に出会い、彼の絵をイベントに向けて仕上げるお手伝いをさせていただく代わりに技術を教わることができた事はとてもラッキーでした。オリジナル作品は素晴らしく、大きさは縦1、5m、横1mくらいの大きめの絵で、Andreaさんのハワイ島の家に飾ってありました。

 

From 2010 to 2012, while living in Hawaii, I apprenticed under Andrea’s direction. He taught me his technique for acrylic painting and in return, I helped him reproducing several of his original paintings (leaving the maestro the final touch of course!), that eventually were sent to be displayed in Lahaina Gallery galleries both on Maui and in California. This next painting of iris field is one of those. I ended up reproducing the same painting on several canvas of different sizes.

2010年から2012年の2年間、ハワイにいた頃彼の絵画を模写するお手伝いをさせていただきながら彼の初めての弟子として、アンドレアさんから直接アクリル絵の具のテクニックを学ばせていただきました。仕事は主に、彼の作品の模写を何枚も描くこと。最終的にアンドレアさんが作品を仕上げてマウイ島のラハイナギャラリーやカリフォルニアのギャラリーに郵送、という流れでした。下の写真のこのアイリス畑の絵もその頃コピーした絵画です。違うサイズのキャンバスに何枚も同じ作品の模写をすることになりました。

Of course, you have to begin small: my first attempt is the one featured on the right in the above picture. But after becoming more comfortable with the basics, and gaining more confidence in your own abilities, you can tackle larger, more ambitious projects: eventually, my copies grew larger, like the one featured on the left!

もちろん、最初の一歩は小さい一歩から☆最初の一枚目は上の写真、右側にある小さなキャンバス。この小さな作品を描いて少し容量を掴み、基礎を学んで少しづつ自分の能力に自信がついてきたので、段々と上の写真左側の大きいサイズの作品に変化していき、サイズや模写する作品の数も増えていきました。

It took patience, hard work and dedication to get to this point. But it was immensely gratifying to see my work taken over by the Maestro, to be turned into an amazing piece of art, using oil techniques, adding even further depth to the scene. You can see the finished piece in the picture below.

この作業には忍耐が必要で、とにかく没頭して作業に苦労を重ねる必要がありました。この汗の結晶の一枚がマエストロアンドレアさんの手に渡り、油絵の具と彼の魔法の手によってとても奥深い素晴らしい作品に仕上がる事に大きな喜びを感じたものです。下の写真は、上の作品が完全に仕上がった状態の写真です。

Doing this work for about 2 years, through this experience, I learned much technique. It exposed me to the work and experience of a real master, gave me more appreciation for the work that goes into making art, and made me realize where my goal in life is participating to some sort of movement for people finding their happiness. I believe that a great happiness is always within our heart, where no one can destroy. The key to be happy is finding the place of the great happiness within us, and expand around us through something we appreciate to do. For me, it’s drawing and painting. Even after I moved to France, I get his advice and comments for my works when he came to Italy where is his home town.

2年間のこの期間の体験で、たくさんの技術を学ぶことができました。アンドレアさんという真の画家さんとの仕事と体験は作品を作る事に対する感謝と共に、だれかが幸せになるためのお仕事を絵を通してしていきたい、という想いに気が付かせてくれました。幸せは常に自分の手の中にあって、心の中の、誰にも壊すことのできない場所にあるのだとしたら、あとは見つけて、それを好きな事を通して幸せを拡大していく!そう思います。その形が私にとっては絵を描くことなんですよね♪2014年に私がフランスに引っ越して来てからも彼の故郷であるイタリアで再会する際には色々なアドバイスをしていただいています。

Artworks of Andrea Razzauti

アンドレア ラザウティさんの作品

Music composed by Andrea Razzauti

アンドレア ラザウティさんの作曲した音楽

ニースで展示2014年:BDFUGUE CAFE

2014年
BD Fugue Cafe での展示♪
昨日、3月9日からスタートしています☆

先週土曜日に一緒に展示するグループ仲間と作品を運び込み、
週末明けの昨日壁に掛けられました。

ニースでのこのカフェ展示は3月9日から3ー4週間の予定です☆
今回、この展示ができるまで、色々な出会いや支えがありました。
昨年春に友人宅で行われたパーティで、絵を飾ってくれていた事から、一緒にやろうと
誘ってくれた陽気で日本大好きなグラフィックアーティストのグループ展示仲間

Gerard Moreau

作品を終わらせた後、フレーム作りやアーティスト紹介文の英文をフランス語に訳してくれたお夫。本当にありがたく、感謝でいっぱいです☆

他にも、美術の先生をしていた友人やアーティスト仲間が絵について貴重な意見やアイデアをシェアしてくれたり。よちよち歩きをしている私に、色々な角度から応援の手を出してくれていることにできる限り良い作品を作れるようになることで恩返しをしたい、と願ってしまいます。

作品では、展示用全5作品のうち、5作品目がどうしても気に入らず、何度も描き直しました。

この作品をやめて、他の作品にしようかとも思い、2月中は3、4作品、別のものを描いてみたりもしましたが、最終的に元々準備していた絵を直すことで落ち着きました。

作品を描きながら、見てくださる方々からいただく様々な貴重な意見の一つ一つに心から感謝します。

いただいた意見は必ずノートに取り、描く時に思い出したりしています。自分の表現したいものを描いていくことに重点を置くと、作品は良くも悪くもジャッジされていきますので、「私はこれでいく!」という何かを確立していく事が大事だな、とも感じています。

本当に、ありがとうございます☆☆☆

昨日は仕事の後に足を運んでくれた友人やお店の方々のコメントに学ぶことがたくさん☆
昨日の印象では、1作品目の小さな月の絵が5作品の中でも目を引いているな、と感じました。

絵のサイズ、色、コンセプト、などなど、どんな事が興味を引くのか、見てくれた人がどんな印象を受けるのか、人によって様々な好みや意見がありますが、大切に観察させていただいています。

これから数週間、色々な方々とこのカフェに行きますが、お店にも貢献できたら嬉しいです☆
下のサイトで、最近の作品をいくつか見ることができます♪

アクリル画:落ち葉

$akiko aime ...

2011年11月に初めて売れていったアクリル作品。

ハワイでAndrea Razzautiさん

の元でお仕事をした後練習として描いていたアクリル作品の一枚。

フィラデルフィア出身でハワイ在住の

アメリカ人のお客様に

購入いただきました。

ハワイとはまた違う紅葉の色は、

寒いアメリカ本土、東の空気を思い出す色だったのでしょうか。