ペン画ー水彩イラスト：Whimsical pen and water color

ペン画と水彩イラスト

A sample of my work exploiting the flowing freedom of watercolor

墨とペンで描いた作品にコンピューターで色を付けました。勢い良く先はじめたわが家の開いたばかりの蘭の花を絵にしました。白黒の蘭の花と色付きの蘭、皆さんはどちらの雰囲気が好きですか？

墨絵を描いていた祖母の後ろ姿を思い出しながら墨とペンで描いた作品。勢い良く先はじめたわが家の蘭の花をモデルに、開いたばかりの花を絵にしました。

８歳くらいだった頃だったか、不思議な夢を見続けた頃がありました。その一つに、池へ魚を釣りに行く男の子と女の子、そして、実は実は３人目の男の子が存在するのですが、絵の中の二人は彼等の未来をまだ知らず、全身で池に向って走っています。８歳の自分がどうしてあんな夢を見たのか、未だに分からないのですが、この夢のおかげで、しばらく柳を見るのが苦手でした。さて、この夢はどんな結末を迎えたのでしょう？

昨年から銀河をペンで描くイラストのシリーズを描いています。この紫陽花の形が、毎回見る度に、銀河を思い出さない時はありません。ここに、ゆっくりでも確実に前進するかたつむり、殻の銀河は小宇宙。一生懸命生きる生き物にエネルギー溢れる宇宙を思わずにはいられません。ペン画を基本に、コンピューターで色付けしています。

自分の描くスタイルを模索しながらの挿絵の練習ｎ描いた一枚。先日ボローニャ国際絵本フェアのオンラインのIllustrator’s wallに掲載させていただきました。澄んだ海の底の底。人魚姫達の住む宮殿があります。海の中の物は透明、というイメージがあります。透明のものとどっしりとした物が共存する世界。そこに自由に人魚姫達が住んでいるとしたら、そんな風に泳ぎ回るんだろう？どんな表情で、どんな風に尾ぞ動かして。。。そんな事を想像しながら描いたイラストです。

Original Size:31cm x 42 cm Black and White Pen illustrations

アンデルセン「人魚姫」挿絵シリーズ：大事なものと引き換えに人間になって王子に愛されようと魔女を訪れた人魚姫。魔女は人魚姫にとって知恵になってくれるのか、魔女はなぜ、人魚姫から声を奪ったのだろう？

日本にある「かぐや姫」の事を思い出して。。。竹林と姫。手に持っているのはまり？月？着物の模様は銀河を意識してペンで描きこんでいます。竹の葉の部分の細かさに途中忍耐が切れるかと思いました。手前を暗くし、月の光が当たっているような空間を表現したく、遠くにいくほど薄くしました。手間ではこれでもか、左側の竹一本、これでもか、というほど黒くするよう、細いペンでがんばりました。この姫の持つまりか月は、姫と宇宙をつなぐ何かなのか。姫自身が宇宙の一部なのか。銀河を描くのが好きなのは、身体も宇宙の一部、、というイメージを表現したくて、肌か髪か服か、ペン画イラストのどこかｎ宇宙を描き混むのが好きです。この絵にはシンプルに黄色をうっすらコンピューターで付けています。

一瞬の出会い。日本で見た見事な静のイメージの睡蓮と、動のイメージのとんぼの出会い。とんぼもヤゴとして数年間水中で過ごし、美しいとんぼとして飛んだ時、種と花を同時に持つ睡蓮の花がそんなとんぼの姿を喜ぶかのように迎えている。優しい睡蓮の色が、そんな風に感じさせてくれました。

２０１９年のニースでのイベントの会場でライブで描き始めた作品。ハワイ島キラウエア火山の溶岩から生えるオヒアレフアの木。この花と葉は、よくハワイのフラダンスでレイとして使われます。フラダンスを踊る絵の中の人物の肌が銀河になっているのは、人と宇宙の繋がりをどう表現すか考えて、シンプルに肌に銀河を描いてみることにしました。

２０１９年パラウ日本友好２５周年記念特別展示で展示させていただきました。土方久功さんというパラオに現在の板彫り文化を残すことに貢献あれた日本人芸術家の詩「蒼とかげの詩」のイメージを水彩で描きました。

同じく奇跡で出会ったカップスシリーズ。花はピカケというハワイの花です。プリンセスカイウラニが愛した、とても香りの良い花です。

このシリーズは奇跡で出会ったカップルがこれから人生を共に過ごしていくイメージを色々な花や色で表現しています。長く伸びる尾ひれはカップルの髪の毛でデザインしています。このイラストの絵はオヒアレフア。ハワイ島キラウエアに咲くハワイ島の花です。オヒアレフア、という名前は、オヒアの木とレフアの花と、二つの単語からできています。ハワイの神話の中で、愛し合っていたオヒアとレフアが別々にされてしまったという悲しいお話があります。別々になんてならない、という想いから二人はオヒアレフアという一つの植物になって今でも一緒に咲いている。そんなお話があります。