Fancy Granny Stories おしゃれなおばあちゃんのお話15

ほんのり月明かりが照らす都会のひととき。

どこからともなく、

ひゅーーーーーーーーーーーーーーん。。。

今夜も自由自在に飛び回るおばあちゃん。

ピンクのリボンで結んだロープで

高いビルの間を

ひゅん、ひゅん、ひゅん、ひゅん。

うっすら汗をかきながら

大急ぎでどこかへ向かっているようです。

あ、

昼間のかけっこで一位になれなかった

大好きなポピーちゃんのところに来たようですよ。

ぷりぷり

しくしく

しているポピーちゃんに

おばあちゃんがゆっくり話しかけます。

あらあら

可愛いお顔が涙いっぱいでまっかっか!

ポピーちゃん、

いっしょうけんめい

だれのために、

走ったの?

そういって、おばあちゃんは

ポピーちゃんの手を取りました。

その瞬間、

ふわっと身体が浮いて

気がつくと高い木の上にいます。

ピー、ピー、ピー!

賑やかな鳥の声がします。

一羽の小さな鳥が、

巣から飛び出そうとしています。

お父さん、お母さん鳥たちが

優しく、厳しく見守る中で

兄弟の鳥達が巣の中から大声で応援しています。

飛べるぞ、飛べるぞ!

バタバタバタバタ!

そして、

ふわ!

飛び立ちました!

わーーーー!!!

とみんなでおお喜び!

これで自由に飛ぶことができるのです!

そして今度は大草原へ。

生まれたばかりの小さな子馬が

足をおもいっきりふんばって、

立ち上がろうとしています。

足をぶるぶるさせながら

ゆっくり、ゆっくり、

でも確実に

足をまっすぐにしています。

気がつくと

ポピーちゃんも全力で応援しています。

生まれて初めて立ち上がった子馬。

ポピーちゃんは嬉しくて涙が出てきました。

早く走るために生まれてくる子馬。

その最初の一歩は、

まず、

ゆっくりと確実に立ち上がる事なのです。

おばあちゃんは、まだまだ飛んでいきます。

今度は大きな川へ。

もっと安全なところで子供たちが育つよう、

お母さん鮭たちが

一生懸命滝を登ろうとしています。

川を力いっぱい上がっていくのです。

ポピーちゃんは

思わず手をにぎりました。

そしてついに、

お母さん鮭は川を登りきりました!

これでこれから生まれてくる稚魚たちが

安全に生まれてこられます。

そして、鮭が上っていった滝の先を見ると

大きな大きなおひさまが

きらきらきらきら、

輝いています。

そう、

おひさまは

自分の身体の中で

小さな粒子をぶつけあって

大きな爆発を起こし、

自分から輝いてみんなを照らしているのです。

それは、

おひさまにとって

毎日

ただただ、

前へ前へ、

進むことなのです。

そのおひさまに照らされて、

おばあちゃんもポピーちゃんも

良いこと、悪いこと、

次々に押し寄せる

谷を越え、山を越え、

少しずつ、

自由自在の

世界へと、

上がっていきます。

ポピーちゃんは

かけっこも、鳥が飛ぶことも、お母さん鮭が泳ぐことも

全部、みんなが

それぞれ

前進するための一歩を

ただ、ただ、

進んでいるだけなんだ

と気が付きました。

みんなが早く走っても、

ポピーちゃんが走るその一歩は

ポピーちゃんの前進なのです。

あ、

おばあちゃんの声が聞こえてきます。

悔しくて悲しい想いの谷に落ちても、

止まらず登って歩いていくと

次の谷の底は

前より深くなくて

気がついたら前より少し

強く、自由になっているはずよ

一つ、

一つ、

おひさまの光のように

あたしたちも

おもいっきり輝いていきましょう!

明日、もっと自由に、

いろんな所へ冒険に行かれるように!

 

Fancy Granny other episodes 他のおしゃれなおばあちゃんのお話とイラスト

 

Fancy Granny Storiesおしゃれなおばあちゃんのお話14

この日、

おばあちゃんは、ある男の子に出会いました。

ポピーちゃんをいつも、

ぷりぷり怒らせたり、

しくしく悲しませたり、

なかなか笑顔になれない男の子です。

出会ったしゅんかん、

おばあちゃんは男の子にかけよりました。

おばあちゃんには

見えていたんです。

大きく、おそろしく見せている姿の下に

小さくうずくまっている

寂しさいっぱいの男の子が。

おばあちゃんはさっそく

男の子の心の中へ。

ポピーちゃんには

いろんな模様でいっぱいの、

大きなハートが見えました。

そう、おばあちゃんは心の中へ入るカギを持っているのです。

ポピーちゃん、いっしょにおいで。

かちゃかちゃ、

かちり。

ハートのドアが開きました。

おばあちゃんは、入ったドアを開けたまま

薄暗い階段を

ゆっくり、ゆっくり、

下りて行きます。

淡いろうそくのような光が

空中に浮いている、

不思議な、空間です。

振り向きもせず奥へ、奥へと下りて行くと、

世界は

どんどん、どんどん、

不思議さいっぱいになっていきます。

ポピーちゃんは、数字や文字でいっぱいの

黒い頭のひとかげに気を取られました。

おばあちゃんは、そんなものには目もくれず、

さらにどんどん、

奥へ、奥へと下りて行きます。

そのうち、

大きな恐竜や

大きなサル、

大きな三角の建物に

不思議な人々

みんながみんな、

怖い目をしている

いろんなものでごちゃごちゃの世界が。

どんどん不安と悲しさいっぱいになるポピーちゃんに

気にしない、気にしない。

もうすぐよ。

そういっておばあちゃん、

スピードを上げて

奥へ、奥へと下りて行きます。

すると、急に目の前に

ぱーーーーーーーーーーっ!

と開いた輝くハート!

おばあちゃんは大きな笑顔になって、

すかさずハートに優しくさわりました。

ポピーちゃんもあとに続いてさわってみます。

ほんわか

あったかく、

なんともやさしさいっぱいの

そのハート。

びっくりしたポピーちゃんは

それが

いつもいじわるな

男の子の心のあたたかさだ、と気が付きました。

みんなにあるのよ、

このハート。

おばあちゃんはそう言うと

手から同じハートをいっぱいのばして

びゅーーーーーーーーーーん!

と、一瞬のうちに

お空へ大きく飛び出しました!

ポピーちゃんは、

わくわくわくわくしました!

そう、

男の子の怖い顔は

いっぱいの寂しさを隠すための、

お面だったのです。

そして

あんなにあたたかくてやさしいハートが

ポピーちゃんの心の中にも

みんなの中にもある、

そう気がついたからです。

そして、

みんなに教えてあげたくなりました。

そこでハートのお手紙にして

男の子にも、

学校のお友達にも

道で会う知らない人にも、

みんなにあげたくなりました。

そして

ポピーちゃんも自分の心のカギを見つけたくなりました。

おばあちゃんはどんな風にカギを見つけたの?

おばあちゃんは笑顔で言います。

うふふ。

必ず分かるわよ。

見つけた時はおばあちゃんを心の旅へ

連れて行ってね♪

Fancy Granny Other episodes 他のお話とイラスト

Fancy Granny Story おしゃれなおばあちゃんのお話11

この日のおばあちゃんはどうやらお台所でお料理中。

大きな具材で大きなサンドイッチを作っています。

いろんな野菜やチーズを挟んで

端と端に両手を当てて、

ポピーちゃんとおばあちゃんで

よいしょ、よいしょ、よーーーいしょーーー!

今度はクッキー?

粉やバターと卵で作ったクッキー生地を

テーブルの上で

ぐーんと伸ばし

いろんな形を繰り抜いています。

丸い形に

ハートの形

星やはっぱに

わくわくわくわく!

さー、いっぱい焼きましょう!

おばあちゃんがあたたかくしたオーブンで

柔らかかったクッキーの生地が

どんどん、かたーくなっていきます。

するとオーブンの中から

あまくて美味しそうな香りが

ふわふわ漂ってきました。

するとお外に鳥さんたちが。

あらあら、うさぎさんも覗いています。

あれ!おひさまも覗いているようですよ!

ほらほら、もうすぐ焼けるわよ!

甘い香りでいっぱいのお部屋で

たくさんのクッキーが焼けました!

すると、

ふわふわさくさくのグッキーの香りを

おひさまが大きく吸い込みました。

すると香りがおばあちゃんとポピーちゃんを窓から

空へ連れ出しました。

おやおや、まーまー!

紅茶のカップにのっかって

香りの中を

いろんな形のクッキー達と

くるくるくるくる

どんどんどんどん

上がっていきます。

ぐんぐん上がって

雲の上まで行きました。

たくさん焼いたクッキーを

ふわふわしながら

ほくほく食べると

まるでおひさまも一緒に食べているようです。

いっぱい雲の上で遊んだ後は

今度はふわふわ

大地へ降り始めました。

下に着いたおばあちゃんの周りでは

くまさんやうさぎさんたちが

降ってきた紅茶のカップにおお喜びで

くるくる遊び始めています。

するとおばあちゃん、

またまた何かを作り始めたようですよ。

トントン、カンカン

ポピーちゃんも

カンカン、トントン

出来上がったのは

クッキーのおうち!

土台から屋根まで

いろんなお菓子でいっぱいです!

おばあちゃんとポピーちゃん、

どんなもんだい!

おお喜び!

これから森のみんなをご招待して

賑やかな森のパーティになるでしょう。

あ、今日もほら、

おばあちゃんの声が聞こえてきます。

みんな、みーんな呼んじゃいましょう!

クッキーの作り方も教えましょう!

美味しい紅茶も入れましょう!

みんなの笑顔が楽しみね!

Fancy Granny Other episodes 他のお話とイラスト

Fancy Granny Stories おしゃれなおばあちゃんのお話9

段々と夏に向かう暖かい小さな丘の上の村の細い路地に

おしゃれなおばあちゃんが

ちょこんと座っています。

よくよく見ると、

壁に沿った弦の上。

何を想って座っているのでしょう?

細い道には

風がひゅー。

遠くの音が風に混ざって聞こえてきます。

するとおばあちゃん、

吹き抜ける風と一緒に

ぴょーん!と跳ねて

村の外に飛び出して

海に浮かんだ小さな島を

ぴょんぴょん、

飛んで

あったかそうな

おひさまを

片手に持って

ひとっ飛び!

大きな島にたどり着くと

お腹が空いて一休み。

おしゃれなパン屋はBoulangerie。

おひさまいっぱいのあったかい島で

おひさま色でぱりぱりの

あったかそうなバゲットに

みんなとっても幸せそう♪

おやおや?

ふ、と気がつくと

なにやらたくさんの小さなアリさんが

よいしょ、よいしょと

小さなバゲットの粒を運んでいます。

おばあちゃんは興味いっぱい!

ずーっと、じっくり見ていると

働きものののアリさんたちが

おばあちゃんにご挨拶!

びっくりしながらもおばあちゃん、

いつのまにやら

アリさん達とよいしょ、よいしょ。

手にいっぱいのバゲットの粒を運んでいます。

アリさんたちが大喜び。

気づくと大きなアリさんのおうち。

みんなで楽しく入っていきます。

よいしょ、よいしょ。

おばあちゃんがささやきます。

なんだか不思議な場所だわね。

本当に不思議な場所で

入るとアリさん達に加わった

小人さん達も仕事をしています。

どうやら、不思議なこの場所では

みんなでお水を掘っているようです。

一つの大きな土のボールを

みんなでつんつん

足元をつついて穴を掘り、

大地に必要なお水を掘り起こしているようです。

隣でじゃーっと水が出て

後ろでやったー!と声がして

みんな自分の足元を

いっしょうけんめい掘っています。

おばあちゃんもポピーちゃんも

それ!それ!

前も後ろも振り向かず

足元に穴を掘っています。

それを見守る小人やアリさん。

みんなで静かに応援しているようですよ。

そしてパっと穴ができ、

ブワっと水が飛び出しました。

飛び出したお水は止まりません。

大きな大きな川になって

どんどんどんどん流れていきます。

そこにおばあちゃんが持ってきた

おひさまの光を当ててみると

あらあら、不思議!

大きな、大きな七色の虹が飛び出して

みんなわーっとおお喜び!

みんなの楽しそうな声の中から

おばあちゃんの声が聞こえます。

みんなで仲良くお仕事すると

素敵なものが形になるね!

みんなで一緒に喜び合うと

幸せいっぱいの時間になるね!

今日も冒険の中で色々見たおばあちゃん。

明日はどんな世界で、

どんなお友達と

冒険をしているのでしょう?

Fancy Granny Other episodes 他のお話とイラスト

Fancy Granny Stories おしゃれなおばあちゃんのお話 7

お部屋の中で鏡を磨くおばあちゃん。

鼻歌交じりに聞こえてきます。

今日も磨いておきましょう。

磨くとぜーんぶ見えるから。

そんなおばあちゃん、

今はどこにいるのでしょう?

ぱっと明るいおひさまと

光が照らす賑やかな街。

今回はおばあちゃん、

おひさま輝く南の街に来ているようです。

バルコニーから顔を出すと

下から楽しい笑い声と

ちょっと遠くから波の音。

おひさまはこれから

どんどん高くへ上がって行きます。

すると突然大きな笑顔が

ふわふわと

おばあちゃんとポピーちゃんの目に飛び込んできました。

パラグライダーです。

おばあちゃんとポピーちゃん、

すかさず一番大きな声で

おはようーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

しっかり聞こえたお兄さんも

両手を大きく振って嬉しそうです★

気づくとおばあちゃん、

マルシェへ飛び出しています。

賑やかに騒ぐ鳩さんと

ばたばたばたばた。

あ、お土産をたくさん袋に

詰めているようです。

そうこうしていると想いはすぐに

地球が手作り途中の南の島へ。

煙がもくもく

雲がもくもく

そこから飛び出すエネルギーの風船が

おばあちゃんたちを運んでいます。

どこまで高く上がるのでしょう?

あ!

流れ星に乗りました!

いつのまにか

ポピーちゃんとチューリップちゃんもいます。

流れ星は

ビューンビュン!

みんながんばれ、

ビューンビュン!

みんなでどこかに

流れ星をひっぱっています!

あれよあれよ、と降りてきて

おうちをなくした

小さなほっぺのお友達に

お土産いっぱい詰め込んだ

明るいサプライズを届けました。

影で見守るおばあちゃん、

それを見守るポピーちゃん、

みんながとてもうれしそうです。

おばあちゃんの声が聞こえてきます。

だれかの笑顔を想うとね、

みんなで一緒に笑顔になるよ。

明日はだれに

おほしさまを届けようかしら?

おばあちゃんの声と一緒に

素敵なお友達の思い出の泡が

ふわふわと漂って

みんなの笑い声も聞こえてくるようです。

せっせ、せっせ、と

鏡を磨くおばあちゃんの

鼻歌と一緒に。

Fancy Granny Other episodes 他のエピソードとイラスト

 

Fancy Granny stories おしゃれなおばあちゃんのお話 5

真っ暗な洞窟をくぐり抜けると

明るい光と影の世界。

遠くまで見渡せる

小山や砂漠、

森や海。

まーまー、これは。

どこから冒険しようかね?

小さな身体のポピーちゃんは

怖くてがっしりおばあちゃんにつかまっています。

遠くに聞こえる

滝の音。

ざーざーざーざー。

ピーチクパーチク

鳥の声。

おしゃれなおばあちゃん、

嬉しくなって

幸せいっぱい。

嬉しそうなおばあちゃんの

後ろから

ドスン、ドカン

トロールが!

おばあちゃんの笑顔に

興味いっぱい。

ドスン、ドカン。

おばあちゃんは

ルン、ルン、ルン。

サバンナへ着くと

きれいなおしゃれな

キリンさん。

おやおや、

あっという間に仲良しに♪

かわいい洋服をこうかんこ。

だれでもおしゃれになれるのね♪

そうそう、

木々ともすっかりお友達。

真っ赤な太陽に照らされて

おばあちゃんもおしゃれな傘を

広げてみます。

ふと気がつくと、

ここはとある南の島の溶岩の上。

もくもく上がる

煙の中に、

真っ赤な溶岩が

飛び出しています。

気づくと真っ黒な溶岩の中から

ひょっこり、

しっかり

生えた芽が。

おばあちゃんとポピーちゃんは

早速川から水を持ってきました。

からからの大地の上に

大きな木々を茂らせる

大地の生命力に

大感動。

おばあちゃんは

早速

筆を取り、

紙の上に愛情表現。

すると

筆がするすると、

おきな七色の光を発しました。

おばあちゃんは大喜び!

これはしまっておきましょう、

と早速

宝の

引き出しへ。

カン、カン、カン

と、ハシゴを登り、

大きなおほしさまに

形を変えて。

また一つ見つけた

宝の冒険

しっかり引き出しに収まりました。

明日はどんな冒険が待っているのでしょう!

★★★★★★★★★★★★★★

他のおしゃれなおばあちゃんのお話とイラスト

Fancy Granny Stories おしゃれなおばあちゃんのお話 4

何かを思いついたように

家を飛び出したおばあちゃん。

おばあちゃんが大好きなポピーちゃんも一緒のようです。

大波に向かって進む船、

おばあちゃんは望遠鏡を覗いています

が、

何が見えるのかな?

ハートやお花のような

波の模様?

到着したのは砂の上。

不思議な力がいっぱいの島。

おばあちゃんは早速

やさしく厳しい

海の波間に

あったかい

キスのご挨拶。

いっぱい、いっぱい、

大好きな島へ

愛情表現。

お友達もいっぱいいます。

元気いっぱいの

緑や黄色、

赤や青の

カラフルな

それはそれは

輝くみんなが

待っています。

島の上にも

海の中にも。

お久しぶりね、ウミガメさん。

今日はどこまで

案内してくださるかしら?

緑や黄色

赤や青、

ここでもいっぱい

輝くみんなが

待っています。

おやおや、おばあちゃん

スカートがめくれています。

ぶんぶん

大きく

足を広げて

水を

蹴ったら

お口から

空気の泡

ぽん、ぽん、ぽん。

あらあら不思議

お花になった。

浜に戻ったおばあちゃん

ぺたぺた

パンパン、

お砂でお山を

作っています。

ふと遠くから、

不思議な声が聞こえます。

太陽さん、

遠くに何が見えてるかしら?

みんな笑顔でいるかしら?

きらきらお月様に導かれ、

今度はおばあちゃん、

海原へ。

ぽーんと飛び出し

ひとっ飛び。

お水の上を

ぴしゃぴしゃ

ポワン

おばあちゃんの足元に

丸るく

輪っかを

生み出しながら、

ぴしゃぴしゃ

ポワン

声が聞こえる

海の向こうへ。

みんなが笑顔でありますように。

★★★★★★★★★★★★★★

他のおしゃれなおばあちゃんのお話とイラスト

Fancy Granny Storiesおしゃれなおばあちゃんのお話 3

あ、おばあちゃんの大好きなポピーちゃんが泣いているようです。

おばあちゃん、

ハートのじょうろに溜まった涙で

ポピーちゃんの頭のお花にお水やり♪

涙はたちまち

お花をぴかぴかにしていきます。

涙もぴかぴか。

笑顔もぴかぴか。

ぜーんぶ

お花を育てるよ♪

今日は通りすがりに猫ちゃんと

おはなししていて気づいたおばあちゃん。

ねこちゃんたちには

故郷の砂漠のおひさまの思い出いっぱい。

おひさまは一つなのに

たくさんの場所を照らしているのね♪

とっても自由なおばあちゃん。

おひさまとおつきさま

そしてたくさんの星たちを

集めて束ねて

その輝きに大感動。

もうすこし近くでおひさまを見てみたくなったおばあちゃん。

つばめの朝ごはんの時間になって

おひさまに

ハシゴをかけて

登ってみています。

するとつばめが

ピーピーピー!

あれよあれよと、お友達。

気がついたらたくさんの風を受けて

ぴゅーーーーーん!

つばめもおばあちゃんも大満足!

おひさまの光をたくさん浴びて

自由自在!

雲の上に登ってみると

小さな世界が大きくなって

大きな世界が小さくなって

ゆらりゆらりと流れてく。

流れる景色に

おばあちゃん、

綺麗な景色が

眺める場所によって

大きく違うことに気づいたようです。

ね、ポピーちゃん。

あたし、お空を見てきたよ♪

風や光やあったかさ、

ぜーんぶ集めて星にしちゃった。

誰にも、何にも変えられない

あたしが見つけた

ぴかぴかの星♪

たくさん、たくさんあげられる♪

ね、ポピーちゃん、

明日はどんな星を見つける?

★★★★★★★★★★★★★★

他のおしゃれなおばあちゃんのお話とイラスト

Fancy Granny Storiesおしゃれなおばあちゃんのお話 2

時間は全てを作り上げますね、

みーんな持っている限られた時間。

おばあちゃんはハートを磨き、

子どもたちに希望のおほし様を渡しながら

過ごしているようです。

おうちが建ったり

ロケットが上がったり

家族ができたり。

あなたはどんな時間を過ごしていますか?

いよいよ春が。。。?

と思ったらニース付近の山では雪が降り、

嵐のような天気が2日ほど続いた後、

急に初夏のようなお天気に変化した先週。

おばあちゃんも

足踏みしていた春にちょっとびっくり。

嬉しそうです♪

毎日せっせと笑顔のために走るおばあちゃん。

屋根の上もハイヒールでぴょーん!と楽しく走っていきます。

みんなの宝物は、輝いているかしら?

おばあちゃんはせっせと今日も

心の玉を磨いているようです♪

そして気づくとパワーがいっぱい入った

クッキーを

みんなに配りにドアから飛び出していました。

今日はどれだけの人が元気になれるかな?

みんなの心、元気かな?

一休み?

と思いきや、

小人達を描き出しています。

描くと飛び出る小人たち、

いたずらはしないかな?

いやいや、しているようですよ。

おばあちゃんが読んでいるお魚の本から

お魚を引っ張りだそうとしています。

釣り人さんの真似かな?

こらこら!

おばあちゃんの声が聞こえてきそうです。

そして一週間がまたスタート♪

今朝のおばあちゃんはお散歩に♪

頭の中では

鳩に乗って自由に空を飛んでいるようです。

★★★★★★★★★★★★★★

他のおしゃれなおばあちゃんのお話とイラスト

Fancy Granny Storiesおしゃれなおばあちゃんのお話 1

インスタグラムに毎日アップし始めたおしゃれなおばあちゃん♪

毎朝お茶と共に、15分ほどを使っておばあちゃんをイラストにする練習を始めています。

I started posting one illustration of Fancy Granny on Instagram every day.

I take about 15 minutes to draw, and here it is,

with inspiration from ordinary events,

a set of illustrations for the first week is done 🙂

I wish you enjoy these illustrations.

日常的に起きている出来事を使って、

おばあちゃんを思うまま描いています。

おしゃれなおばあちゃんの一週間、

楽しんでいただけたら嬉しいです♪

Title:Serenity 平穏

It was a pretty stormy in Nice.

Thunder, rain, hale, and snow…

How do you feel in this weather, Granny?

外では雷、雨、雹、雪。ニースの昨日のお天気です。

おばあちゃんはどう感じているのでしょうか?

題名:The secret voice of forest 森の音

If you pay attention to listen to the sound in forest,

you may hear her voice…

森の中の声に耳をすましてみると、もしかするとおばあちゃんの声が聞こえるかもしれません。

Title:Magic Hour マジックアワー

Someone brought me colorful macarons the other day.

Fancy Granny was very happy to see them,

and she realized that her dress has turned to Macarons,too!

Pink and Orange colors dominate the city of Nice during magic hours.

カラフルなマカロンをいただきました♪

おばあちゃんはこのマカロンに感激★

気がついたら、おばあちゃんがマカロンのドレスを着ています。

南仏のマジックアワーは、街がオレンジとピンクの本当に魔法のような素敵な色に染まります。

Title:Forever Young

The one who does’nt stop challenging something may stay young.

On this day, Fancy Granny went a market,

and a young boy called someone

Mademoiselle!

Granny got so happy and created a huge heart on her head.

いつまでも前向きにチャレンジする人ははずーっと若い♪

マルシェへ行ったおばあちゃん、青年が

マドモアゼル!

おばあちゃん、すっかり喜んで、

ついつい大きなハートを頭に浮かべてしまいました。

Title: growing up in own pace

Everyone gets their own speed to grow.

A flower who takes time has its original color,

and the one who quickly grow also has its unique color.

Fancy Granny loves and takes care of all of the unique flowers.

みんな成長の時やスピードが違います。

じっくりと成長するお花の色、

すっと成長するお花の色、

色々なお花がありますね♪

おばあちゃんは、そんなお花たち全部を慈しみながら育てているようです。

Title: You have your own unbrella

Poppy, a grand daugter of Fancy Granny sometimes appears with her Granny.

This time, it is poring rain.

Can you open your own unbrella, Poppy?

時々登場するおばあちゃんの孫のポピーちゃん。

彼女は自分の傘を開くことができるかな?

★★★★★★★★★★★★★★

他のおしゃれなおばあちゃんのお話とイラスト