Fancy Granny Stories おしゃれなおばあちゃんのお話 4

何かを思いついたように

家を飛び出したおばあちゃん。

おばあちゃんが大好きなポピーちゃんも一緒のようです。

大波に向かって進む船、

おばあちゃんは望遠鏡を覗いています

が、

何が見えるのかな?

ハートやお花のような

波の模様?

到着したのは砂の上。

不思議な力がいっぱいの島。

おばあちゃんは早速

やさしく厳しい

海の波間に

あったかい

キスのご挨拶。

いっぱい、いっぱい、

大好きな島へ

愛情表現。

お友達もいっぱいいます。

元気いっぱいの

緑や黄色、

赤や青の

カラフルな

それはそれは

輝くみんなが

待っています。

島の上にも

海の中にも。

お久しぶりね、ウミガメさん。

今日はどこまで

案内してくださるかしら?

緑や黄色

赤や青、

ここでもいっぱい

輝くみんなが

待っています。

おやおや、おばあちゃん

スカートがめくれています。

ぶんぶん

大きく

足を広げて

水を

蹴ったら

お口から

空気の泡

ぽん、ぽん、ぽん。

あらあら不思議

お花になった。

浜に戻ったおばあちゃん

ぺたぺた

パンパン、

お砂でお山を

作っています。

ふと遠くから、

不思議な声が聞こえます。

太陽さん、

遠くに何が見えてるかしら?

みんな笑顔でいるかしら?

きらきらお月様に導かれ、

今度はおばあちゃん、

海原へ。

ぽーんと飛び出し

ひとっ飛び。

お水の上を

ぴしゃぴしゃ

ポワン

おばあちゃんの足元に

丸るく

輪っかを

生み出しながら、

ぴしゃぴしゃ

ポワン

声が聞こえる

海の向こうへ。

みんなが笑顔でありますように。

★★★★★★★★★★★★★★

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