イラスト:ペン画:銀河とかたつむり

今回はのんびり進む、けど

ちゃんと進んでいるかたつむりと、

母の大好きながくあじさいのイラストです。

両親と、両親が尊敬する方からいただいた、

私の「明子」という名前が、

太陽と月を表現しているような、

そんな気がして太陽系銀河を思わずにはいられないのです。

そんなんで、銀河を描くのが大好き★

今回はかたつむりの殻に、輝く銀河を描き込んでみました。

まだ紫陽花の季節には少し早いですが、

少しでも、今大変な中にいらっしゃる皆さんが

元気を出せますように、との願いを込めて。

イラスト:藤の花:ペン画

今日のイラストは

藤の花。

皆さんは藤に思い出はありますか?

私は日本を離れていた時期が長く、

しかも南国生活がほとんどだったので

日本の藤の季節に日本にいた事があまりありません。

フランスに来て

やっと本物の藤の花に出会えたので

藤の季節になると

しばらく見とれてしまいます。

黒と白を残して

暖かい色で

優しい雰囲気に仕上げた作品です。

イラスト:ペン画:海の動物:くじらとえい

ペン一本で質感を出す練習。

えいとクジラ。

ゆっくりゆったり、

泳いでいる感じと

肌の感じ、

光が当たる感じを出したいです。

海の底には色をつけます。

あるお話に添って場面を想像してイラストにしています。

さて、なんでしょう?

次のページはどんな場面がイラストになるかな?

また後日アップします♫

ペン画ですが、

小さい頃から紙を下描き無しで

動物の形に切ることが大好きだったのですが、

大体の形の下描きをした後

質感はペンのみでつけていくのですが

その時の感覚が

下描き無しで紙を切っていたその頃の感覚を思い出します。

右手が疲れるので気をつけながら

長くペン画は続けていきたいです。

ロンドンのイラストレーターワークショップ

嵐のニースから雪のロンドンへ★

行って来ました♪

旦那をニースに置いて

House of Illustration

での1日ワークショップへ★

King’s Cross Station

(ハリーポッター撮影に使われた駅)

の近くにあるワークショップ会場の写真。

このワークショップでは、

出版社へのアプローチの仕方やポートフォリオ、

イラストレーターとして気をつける様々なことに、

出版社と契約が取れた時に気をつけることや

参加すべくフェアなど、

実際にイラストレーターを育てている方々やエージェントが

細かくお話をしてくれ、

朝から夕方まで、

なかなかインテンシブなワークショップでした。

インテンシブ、と感じたのはきっと、

久々の英語でのクラス、しかもイギリス英語でのクラス

だったこともあったからだと思いますが。

質問も色々飛び出しました。

え、私が質問したかって?

色々出る質問と解答を理解するのに必死で、

質問を考える余裕はありませんでした。

思い出しました、アメリカに留学していた初期の頃を。。。

 

気になっていたポートフォリオ作りのポイントでは、

基本自由だけれどもA3サイズが無難、

スケッチブックのラフのイラストを出版社は好む、

色を付けて目立つ形で、

スタイルを気にする必要はない、

キャラクターをいくつも違うアングルで描くこと、

 

などなど、気になるポイントがたくさん!

 

出版社へのアプローチには

小さなオリジナルのイラスト本やカードなどを用意して

コンスタントに出版社に郵送提出する、

作品は新しくコンスタントに作り郵送提出し続けること、

などなど。。

これまた興味深いポイント盛りだくさん。

 

昨年初めて行ってみた

ボローニャブックフェアの重要さも

話されていました。

 

今回は前日に、ロンドンに住まわれている

昔日本で連載をされていた友人にお会いしたことと

ワークショップ内容とで

これから集中して向かうべき方向が見えた事が

クリアになったことがさらに

今回のロンドンを有意義にしてくれた気がします。

 

クラスには講師であるイラストレーターの方々の

ラフノートや、話題の作品の特別展示も見られ、

イラストレーターも集まるので

出会いのチャンスにもなります。

他にもイベントがたくさん開かれる施設のようですし、

展示も興味深かったです。

イギリスに住まわれている方で

イラストに興味がある方はちょこっと立ちよるのも楽しい場所だと思います。

 

★★★★★★★★★★★★★★

ニースで挿絵やイラストのお仕事をしています。

どうぞよろしくお願い致します。

こちら

からお気軽にお問い合わせください

 

絵葉書やブックマークを販売しているニースのブックストアインフォーメーション

31 Rue d’Angleterre
06 000 Nice, France

サイト : Their webpage …> こちら♪

Bologna Children’s book fair 2018 Italy/ イタリア、ボローニャ国際絵本市2018

 

Here’s an article about  Bologna Children’s Book Fair 2018!

行ってきました、ボローニャ国際絵本市2018!

Bologna, Italy. Seated at a table at Osteria dell’Orsa, a local restaurant, I can’t help but notice the long line of customers waiting outside. Inside the dining room, it is almost as if the menu of the restaurant did not exist, as the long tables are filled with people all eating the same dish of meatsauce tagliatelle, a dish almost universally known outside of Italy as “spaghetti bolognese”. The recipe of the meat sauce called “Bolognese” was actually first described in a recipe book published in 1891 by Pellegrino Autusi. The sauce was later registered by the Italian Academy of Cuisine in 1892 with the Bologna chamber of Commerce. The original form of ragù (meat based sauce in Italian) now exists with many traditional variation inside and outside of Italy.

イタリア、ボローニャ。Osteria dell’Orsaという、ローカルレストランではお店の前の長い列に気が付かずにはいられませんでした。お店の中の長めのテーブルには、メニューを見る必要がないかのように、全てのお客さんがスパゲティのミートソースを注文していました。この手打ちパスタにかかっているソースこそ、世界中で愛されているスパゲティボロネーズ。このお料理、実は最初にレシピとして誕生したのは1891年、イタリア人のビジネスマンでありライターだったPellegrino Autusiという人のレシピ本に登場し、1892年にはボローニャの商工会議所にイタリアの料理学会によって提出されたそうです。元々ラグーと呼ばれるこの肉のソースは、様々な形にしながら今でも伝統的レシピとしてイタリア内外で料理されています。


One wonders what would have happened if the recipe had not been published in Pellegrino Autusi’s originally self-published cooking manual. One great recipe might have been simply forgotten: that is the true power of books.

もしこのレシピがPellegrino Autusiさんの自主出版されたレシピ本に登場しなかったら、この素晴らしいレシピは今でも残っていたのでしょうか?もしかすると、この愛されているレシピは忘れ去られてしまっていたかもしれません。ここに本の力を感じます。

For more than 50 years, the city of Bologna has also been the host of a unique book-related event: the Bologna Children’s Book Fair is the leading trade fair for children’s books in the world. The Fair first opened at Palazzo Re Enzo, on April 4, 1964 and is now held a the Bologna Fiere Exhibition Centre where it attracts over 25,000 visitors per year. Two years after the first event, an Illustrator Award was created an event followed a year later by the inauguration of the Illustrators Exhibition. This fast growing event quickly caught the interest of many famous illustrators. In no time, it became internationally famous and is now one of the few places to meet and debate with authors, illustrators, and experts. The Fair keeps expanding and now devotes an entire space to digital publication.

さて、50年以上ボローニャで続いている本関連のイベント、ボローニャ国際絵本市という絵本のイベントは、世界中でも一つの大きな本の商業的イベントとして知られています。最初に開かれたのは1964年4月4日にボローニャ近くのPalazzo Re Enzoという街でした。今では国際展示場Bologna Fiereで行われ、毎年2万5千人ほど訪れるようになるほど人気を集めたそうです。その最初から2年後の1966年、イラストレーター賞が設立されイラストレーターの展示が開設されました。このイベントの初期の早い成長はたくさんの有名なイラストレーターの興味をそそることになりました。それから間もなく、この絵本市は国際的に知られるようになり、著者、出版社、イラストレーター、プロの方々との商談や会議などが開かれるようになったそうです。最近ではデジタル分野にも場を広げているそうです。

 

The Fair opens for four days: the 2018 edition ran from March 26 to 29. Four different areas are open, centered around the Digital Cafe, Authur’s Cafe, the Publisher’s Cafe, and the Illustrator’s Cafe. Walking around the different areas, one can catch many different languages as publishers, writers, and illustrators from all over the world attend the Fair to expand their network and open up opportunities to develop their career.

今年、2018年度では3月26日から29日までの4日間開催されました。会場は、デジタル分野、作家分野、翻訳分野、イラストレーター分野の4分野で構成されていて、会場を歩いてみると、世界中から集まった出版社やライター、イラストレーターの方々が幅広く、ネットワークを広げようと商談をする様々な言語が耳に飛び込んできました。

The Illustrator area has been a part of the Fair since 1967. In addition to the area occupied by exhibitors, several display walls are made available to everybody: visitors can use them to display postcards, illustrations, posters and business cards. It did not take long to see them filled with colorful artwork from the top all the way down to the floor.

イラストレーター分野の会場ではなんと1967年から世界中のイラストレーターに作品を公表する場を設けているそうです。会場にはイラストレーターがポスターなどを貼る壁も設置されていて、初日で壁いっぱいに貼られるカラフルなイラストやポストカード、ビジネスカードは床にまでいっぱいになっていました。イラストレーターが作品を紹介しやすいようになっているようです。

Similar events are now also held in the United States and in Japan. One partner of the Bologna Fair is Children’s Book Fair of America, that will organize the New York Rights Fair from May 30 to June 1, 2018. China will also host a fair in November 2018, organized by the China Shangai International Children’s Book Fair.

フェアはイタリアでだけではなく、アメリカや日本などで展示を開くこともあるそうです。元々アメリカのBologna Children’s Book Fair が主催者のため、The New York Rights Fair としてアメリカで5月に開催されるそうです。また、今年は China Shanghai International Children’s Book Fair (CCBF)が共同主催者のため、今年11月には上海でフェアが行われるそうです。

Every year, a competition open to any illustrator is held: each application must consist of a set of five illustrations for a single story. They can be new original pieces or may already have been published in the two years prior to the application deadline.

また、毎年フェアで展示ができる公募コンペも行われています。一つのストーリーに5枚のイラストを作れば誰でも参加できます。作品は提出日より2年前までに出版した作品からまだ出版されていない作品まで、平等に審査されます。

You can find information about the competition here.

毎年フェアで展示ができる審査のための公募情報はこちら

Other awards also take place during the Fair: the Bologna Raggazi Award, the International Award for Illustration of the Bologna Children’s Book Fair Foundation SM (for illustrators younger than 35), the Ars in Fabula Grant Award (for illustrators younger than 30). Winners are announced at the Fair. It is not just about illustrators and authors: publishers also compete for the Bologna Prize for the Best Children’s Publishers of the Year. And as the media keep evolving, a Bologna Ragazzi Digital Award has more recently been created for digital artists.

フェアでは他にも、the BolognaRagazzi awardsという世界的に有名なイラストレーターのコンペで賞もあり、この賞を取ったイラストの原画も展示されます。イラスト部門での賞には他にもInternational Award for Illustration Bologna Children’s Book Fair – Fundación SM(35歳以下のイラストレーター対象)やARS IN FABULA Grant Award(30歳以下のイラストレーターが対象)などがあり、見本市のプログラムの中で受賞者が発表されるようです。他には出版者のためのBOP – Bologna Prize for the Best Children’s Publishers of the Yearや、最近活発になっているデジタル部門ではBolognaRagazzi Digital Awardなどがあります。

 

Similar events are now also held in the United States and in Japan. One partner of the Bologna Fair is Children’s Book Fair of America, that will organize the New York Rights Fair from May 30 to June 1, 2018. China will also host a fair in November 2018, organized by the China Shangai International Children’s Book Fair.

フェアはイタリアでだけではなく、アメリカや日本などで展示を開くこともあるそうです。元々アメリカのBologna Children’s Book Fair が主催者のため、The New York Rights Fair としてアメリカで5月に開催されるそうです。また、今年は China Shanghai International Children’s Book Fair (CCBF)が共同主催者のため、今年11月には上海でフェアが行われるそうです。

 

The next Bologna Children’s Book Fair in Bologna will be held from 25 to 28 in March in 2019!

来年度の日程は2019年3月25日から28日!

One more video from the faire?

もうひとつ会場の様子の動画です。