南仏の村でのアート展示2020

南仏の村での展示を終えて。
気温33度、快晴。
たくさんの方々をお迎えした1日だけのアートイベント、空に開いた美術館が無事に終わりました✨

2年前の初めての時と比べてみると、売れた作品が多く、じっくりと見て行かれる方、作品を見て値段を聞く方もたくさんいらして、通り過ぎようとして気になって足を止める方々がたくさんいらしたことが、嬉しかったです。ちょっと気になるな、と見て行きたくなるような作品を描けたかもしれない、という実感がありました☺️
皆さん、細かい線の作品にとても興味を持ってくださり、その細かさに日本を感じるとおっしゃっていました。
たくさんの方がギャラリーで作品を売っているかと聞いてくださり、市の文化関連の事を担当されている方が、展示会場での一週間展示のスカウトをしてくださいました。
コロナもあるし、どれだけ人が来るかな?と思っていましたが、パリからいらしている方も多く、浴衣を着ていたので日本人の方や、日本ファンの方も声をかけてくださいました。陽気なフランス人のおじさん達の冗談に乗ってみたり(理解できれば)、子供達が気に入って絵のコピーを自分で選んで買ってくれたり。パリのオペラ座のバレリーナの方から注文を頂いた時は心がバレリーナに😍
日本ぽい作品やハワイの花やフラダンサーの作品が結構人気があり、作品の背景に作者が描いた理由があると見てくださる方のフィーリングと噛み合って、あ、この作品欲しいな、と、思ってくださるようです。
人魚姫のイラストも売れました。白黒のイラストを好いてくださる方も少なくなかったのは和の雰囲気とイメージが重なるからかな?
展示されていたアーティストの方々とも繋がりができました✨
一緒に展示した友人の作品がすごく可愛くて、私も欲しくなってしまいました😍友人と二人で浴衣を着て参加したアートイベント、とても素敵な思い出になりました✨

イベントの撮影担当の方が撮ってくださった写真✨
次はまたこの村かな?アンティーブかな、ニースかな?

 

ペン画イラスト:ハワイ島キラウエアの天の川

懐かしいハワイ島の神秘的な思い出のイメージです。

フラダンスを踊った後に、

身を飾るために自然からお借りした花や葉を

自然に返しにキラウエア火山へ行きました。

聞こえるのは風と波、

そして遠くで溢れ出ている溶岩の吹き出す音だけ。

風がとてもあたたかく、今でも指先に感覚を覚えています。
この作品のオリジナルも https://nice-fictions.fr/ で展示する予定です。

この時一緒に自然を感じた方々とは

本当に大切な繋がりを

今でも持たせていただいています。

青春時代の大半を過ごした

ハワイ島。

本当に辛いこともたくさんありましたが、

こういう自然のエネルギーと心が

つながったような経験は

他に、どこでしたことがあるだろう。。。?

神秘的な

キラウエア火山と

天の川。

ペン画で再現してみました。

イラスト:ペン画:銀河とかたつむり

今回はのんびり進む、けど

ちゃんと進んでいるかたつむりと、

母の大好きながくあじさいのイラストです。

両親と、両親が尊敬する方からいただいた、

私の「明子」という名前が、

太陽と月を表現しているような、

そんな気がして太陽系銀河を思わずにはいられないのです。

そんなんで、銀河を描くのが大好き★

今回はかたつむりの殻に、輝く銀河を描き込んでみました。

まだ紫陽花の季節には少し早いですが、

少しでも、今大変な中にいらっしゃる皆さんが

元気を出せますように、との願いを込めて。

イラスト:藤の花:ペン画

今日のイラストは

藤の花。

皆さんは藤に思い出はありますか?

私は日本を離れていた時期が長く、

しかも南国生活がほとんどだったので

日本の藤の季節に日本にいた事があまりありません。

フランスに来て

やっと本物の藤の花に出会えたので

藤の季節になると

しばらく見とれてしまいます。

黒と白を残して

暖かい色で

優しい雰囲気に仕上げた作品です。

イラスト:魔女と人魚

「人魚姫」続いています★

今回は人魚姫が魔女の家まで

助けを求めに訪れる場面です。

私にとっては

怖いイラスト。

暗い死の底のような

場所に恐ろしさでいっぱいになりながら

勇気を振り絞って訪れる

人魚姫。

一体どんな気持ちだったでしょう。。。

今回苦戦した箇所は

魔女と骨。

色を付ける前の状態はこんな感じです。

魔女の表情をずる賢く見せられるよう

何度も表情を描きました。

骨は、色々考えてしまうと

描きながら

怖くなってしまうので

楽しい音楽を聞きながら(笑)

 ただ、原作のこの魔女は

様子は恐ろしいのですが

人魚姫を襲ったりすることはなく

自分に得になるための事をするのみの

老婆、という印象でした。

魔女と人魚姫

いかがでしたか?

沈みかけの船のイラスト:アンデルセン童話「人魚姫」

先日の白黒の船の状態から色を付けて

また違う雰囲気になりました。

色を付けたら手前の人魚姫の存在が

少しだけ浮き出てきました。

火事の様子が伝わるかな?

色の付いたイラストと

白黒のイラストと、

好みが分かれそうですね♫

童話のイラストは

普段描きたいものばかりを描いていますが

描いたことのないものを描く

良い練習になりますね♫

この船の場面は3ページ目。

今5ページ目に

魔女を描いています。

どんな魔女が浮き上がってくるでしょうか?

挿絵イラスト:嵐の中の船:失敗から

さて、これもある童話のお話に沿って描いている

イラストの一枚です。

3ページ目。

先日は描き始めた状態で一部分だけアップしたのですが

前回のブログ

上のブログをアップした次の日、

波の部分がどうしても気に入らず、

失敗。。。

こうなると、

納得しないと眠れません(笑)

そこから途中で投げ出そうかとも思ったのですが、

思い直して

大幅に、なんとか描き直しました。

その後に出来上がった状態です。

最近

キングコングの西野さんの動画を毎日観ているのですが

ある回で、

西野さんが

「失敗はないと思っている」

と言われていました。

この船のイラストは、

失敗しなければこういう完成は見なかったな、

と、

思う作品になりました。

今、同じシリーズで

4ページ目を描いています。

この船のイラストと同じように、

白いアクリルで波をイメージし、

ペンで質感を出せるよう

試してみています。

本当に、

失敗は生かせば

失敗にはならない

のかもしれません★

このシリーズは

有名な童話に沿って場面を想像して描いているので

この辺りできっと

どの童話を描いているか分かってしまいますね♫

ところで、2ページ目として描いたイラスト

は、

来週5月4日から7日まで、ボローニャブックフェア

のサイト内

Illustrator’s Wallに掲載していただきます。

また掲載された時に

ブログにサイトをアップします。

いつもブログを読んでくださり

ありがとうございます!

ゴールデンウィーク、

まだまだ油断が許せない状態ですが

皆さんが

少しでも楽しみを見つけて

元気に有意義な時間が過ごせますように。。。