ハワイの植物水彩練習とイラスト、ハワイの言い伝え

インスタグラムで

ハワイの植物と女の子の水彩イラスト、

10日間続きました。

今回はナウパカというハワイの花にまつわる言い伝えを

イラストと一緒にご紹介したいと思います♪

前回までのブログは下のリンクからどうぞ♪

ハワイ植物イラストと言い伝えブログ1

ハワイ植物イラストと言い伝えブログ2

 

今回は7日目のイラスト、

ナウパカマカイ( Naupaka Kahakai/ Naupaka Makai)。

マカイ(Makai)とはハワイ語で「海」という意味です。

イラストでは小さくて表現できませんでしたが、

このお花は、花びらが半分ちぎられたように

半月の形にしか花びらをつけません。

この大きめの花びらのナウパカは海に咲きますが、

もうひとつ、

山に咲くナウパカカマウカ(Naupaka Kauihiwa/ Naupaka Mauka)

もあり、

この海と山に咲くナウパカには

悲しい恋人の伝説があるんです。

そう、

ペレ

とはハワイの神様の中でも良く知られている

火の神様です。

そしてペレには姉妹がいて、

その中に美しく優しいプリンセス、ナウパカ姫もいました。

人々にとても好かれていたそうです。

感情を激しく表現するペレは

自分より皆に好かれる

このナウパカに嫉妬していました。

ある日、ナウパカはカウイという

美しくハンサムな漁師の青年に恋をしました。

しかし、ナウパカは王族の姫であり、

王族ではないカウイとは結婚はできない掟。

ナウパカは姉のペレのところへ助けを求めに行きました。

ペレはこのハンサムなカウイを見るやいなや、

ペレもこのカウイを気に入ってしまいました。

ペレはカウイにペレと一緒に住むように言いますが

青年はナウパカを愛していること伝え断りました。

そしてペレは怒り、

その場でカウイを殺してしまいました。。。

ペレが怒ることで、島の何もかもが変化してしました。

鳥やハチたちも飛ぶ事をやめ、

至るところに火柱が立ち、

恐ろしい場所に変わりました。

ナウパカ姫は流れる溶岩が届かないだろう山へ隠れましたが

ペレは山の上にも溶岩を投げ、

可哀想にナウパカ姫は死んでしまいました。

数日後、カウイが死んでしまった浜辺に花が咲き、

ナウパカ姫が死んでしまった場所にも花が咲き始めたそうです。

どちらの花も花びらが丸くなく、

ちぎられたように半分しか花びらを持たない花。

ナウパカです。

この海辺に咲くカウイの花ナウパカマカイと

山に咲くナウパカ姫のナウパカマウカは

いつか一緒に咲く時に

二人は一緒になれるだろう、と言われているそうです。

 

ハワイに住んでいた頃に訪れた

自然いっぱいの浜辺や

山や谷を見て

寂しく悲しい想いになることがありましたが

それは愛する人と一緒になれなかった

ハワイの神々の気持ちを

感じ取った瞬間だったのでしょうか。

ナウパカの写真をお借りしたサイトはこちら♪

★★★★★★★★★★★★★★

ニースで挿絵やイラストのお仕事をしています。

ポートフォリオはこちら♪

どうぞよろしくお願い致します。

お問い合わせはお気軽に

こちらのメールアドレス

からよろしくお願い致します。

絵葉書やブックマークを販売しているニースのブックストアインフォーメーション

31 Rue d’Angleterre
06 000 Nice, France

サイト : Their webpage …> こちら♪

こちら♪

ハワイの植物水彩練習とイラスト、言い伝え

さて、インスタグラムの植物の水彩練習6日目が過ぎ、

6枚目のお花をアップしました。

今のところハワイで出会った植物をモチーフにしていますが、

調べて見ると

ハワイではそれぞれ違う伝説や事情が

あるようで楽しんでいます。

3日目までのイラストとブログはこちらからどうぞ♪

4日目は

ハイビスカス(Hybiscus)

ハイビスカス、といえば赤い鮮やかな花を思い出す方が多いと思いますが、

実はハワイ州の州花は

黄色のハイビスカス

なのだそうです。

花言葉は色によって異なるそうで、

黄色は

「輝き」。

素敵な花言葉です♪

インスタグラムに

「黄色でも黄金というか、色に力強さを感じます」

とのコメントをいただき、

「輝き」を感じてくださる方がいらっしゃるんだ、と

とても嬉しく思い、

この花言葉を思い出しました。

 

次に

ラフィア椰子(Raffia or Raphia palm)

この椰子はマダガスカルに生えている椰子の木だそうです。

乾燥したラフィアはよくお店で売られていますね♪

イラストの中で

右手にいるフラダンサーがフラダンス衣装として

頭、首、手足首につけている飾りは

乾燥ラフィアで編んだハクレイ(頭につけるレイ)やレイ(首につけるレイ)です。

同じように乾燥ラフィアで作ったスカートはモレと言います。

ハワイでフラダンスを踊っていた時にラフィアでレイやハクレイを

作っていました。

ナチュラルな色も好きですが、

ターメリックなどで黄色に染めたものも

ハワイっぽくて好きでした♪

さて、6日目の植物は

ククイ(Candlenut Tree)

ククイナッツの木。

これはハワイ州の州木です。

黒や白、もしくは亀やお花の模様がペイントされて

ハワイのお土産としてよく売られている、

少しハート型のような、

コロコロした固いナッツです。

油分が多いので

伝統的なたいまつにはククイナッツの油が使われていたそうです。

豊穣と平和のハワイの神ロノの化身の一つとされている

ククイ(もうひとつの化身は豚)は

言い伝えでは、その油は荒波を鎮め

そのの木には不思議な力が宿っている

とされ、

家の前にククイを植えると通る人達に魂をさらけ出してしまう

ということで、

家にククイを植えたい時には

見知らぬ人にお願いして

家の裏に植えてもらうのが通常だったそうです。

フラダンスを踊る時によく身につけていた白いククイナッツ。

フランスに移動した今でも

大切にとってあります。

 

★★★★★★★★★★★★★★

ニースで挿絵やイラストのお仕事をしています。

ポートフォリオはこちら♪

どうぞよろしくお願い致します。

お問い合わせはお気軽に

こちらのメールアドレス

からよろしくお願い致します。

絵葉書やブックマークを販売しているニースのブックストアインフォーメーション

31 Rue d’Angleterre
06 000 Nice, France

サイト : Their webpage …> こちら♪

こちら♪

のサイトもどうぞよろしくお願い致します。

ハワイの植物とフラダンサー

3月に入り、昨年から毎日

インスタグラムにアップしている

おしゃれなおばあちゃん」が

11ヶ月目を迎えました♪

ほんの小さな変化といえば、

ペンで描くイラストが描きやすくなった気がします。

そこで、

今度は3月1日から

ちょっとした水彩のイラストを

水彩絵の具が使える環境であれば

できるだけ毎日

アップしていってみようと思います♪

初日には遊び心で

こんな感じのイラストを描きました。

練習したのはハワイで魔除けとして使われている

ティリーフ。

ハワイで学生の頃、

初めてのルームメイトに

「ティリーフのレイをドアのノブに掛けておくと

悪いものが入ってこないわよ♪」

と言われてどきどきした事を覚えています。

このイラストでは葉の色をリアルに近づける練習をしました。

ペンで描いたフラダンサーについて、

見てくださった方がこんな質問をしてくれました。

「どうしてフラダンサーが後ろ向きなの?」

楽しい質問です♪

これには理由があります♪

まず、ふと、見てくださる方が

ダンサーの表情をイメージする自由

を楽しんでほしいな、という想いがありました。

また、ティリーフはフラダンスに使うので、

スカートの部分をメインに表現したかったこともあります。

そして、この理由が一番に思い浮かんだのですが、

ハワイでは髪の毛は魔物から身を守る、

という意味があって長い髪が好まれます。

上記したようにティリーフという葉も、

魔物から守るとされているので、

その共通点を考えて、後ろ向きになりました。

 

さて、2日目は。。。

次にハワイ州、ハワイ島の花

オヒアレフア。

ボリュームのある赤はなんとか

描けたかな?

苦労したのは葉の部分。

たくさんの葉が重なっていて、

一枚一枚を重ね描くのに苦労しました。

 

ハワイにある伝説では

ペレに愛され、恋人と引き離されてしまった

ハンサムな男性、オヒアが木。

その、木に変えられてしまったオヒアを想い

泣き続けた彼女はペレに哀れに思われ

オヒアの木に咲く花に変えられた

レフア。

木と花になって一緒になれたオヒアレフア。

花を積むと、

オヒアとレフアと離れ離れにしてしまい

オヒアとレフアが悲しむことで

雨が降る、と言われています。

 

3日目の今日は

ウル(ハワイ語でパンの木)

これを描いていて納得。。。

私、葉の詳細を描くのがとても苦手。。。

これをどう克服していこうかなぁ。。。

下書きは無しで描いています。

ウルは

ハワイでは「繁栄」とか「繁殖」

などの意味があるそうです。

余談ですが、夢で食べるパンを見るのも

「繁栄」の意味があり、良い夢だそうですよ♪

続けることで得られるものはきっとある♪

と願いながら

続けてみようと思います♪

おしゃれなおばあちゃん

もまだ続きますので、

これからもどうぞよろしくお願い致します★

★★★★★★★★★★★★★★

ニースで挿絵やイラストのお仕事をしています。

ポートフォリオはこちら♪

どうぞよろしくお願い致します。

お問い合わせはお気軽に

こちらのメールアドレス

からよろしくお願い致します。

絵葉書やブックマークを販売しているニースのブックストアインフォーメーション

31 Rue d’Angleterre
06 000 Nice, France

サイト : Their webpage …> こちら♪

こちら♪

のサイトもどうぞよろしくお願い致します。

イベントイラスト:バレンタイン2019

ハッピーバレンタイン!

皆さんはどんなバレンタインを過ごされるのでしょう?

せっかくなので、

「おしゃれなおばあちゃん」

で、シンプルなイラストを作りました♪

薔薇を持っている子は男の子かな、女の子かな?

ペンでシンプルに描いた後

ちょこっとコンピュータで、

今年はピンク色にしました♪

フランスでは夕方に薔薇を求めて

仕事帰りの男性がお花屋さんにかけつける様子を目にします。

街のショコラティエは、もちろんラブラブなハートの

デコレーションでいっぱいに♪

la Fête des Amoureux♪

フランス語で「恋人達のお祭り」

夫婦もカップルも、愛を改めて表現し合う日なのですね♪

少しずつ暖かくなってきているニースでは、

スーパーに行くとほんのり苺の香りが♪

この時期、段々とスーパーに並び始める苺♪

春が近いなぁ♪

今夜は特別に

チョコレートムースのデザートにします♪

ハッピーバレンタイン!

素敵なひとときを★

★★★★★★★★★★★★★★

ニースで挿絵やイラストのお仕事をしています。

ポートフォリオはこちら♪

どうぞよろしくお願い致します。

お問い合わせはお気軽に

こちらのメールアドレス

からよろしくお願い致します。

 

インスタグラムへの毎日のアップ

昨年4月から毎日続けているオリジナルキャラクターの

シンプルなイラスト

「おしゃれなおばあちゃん」

明日ロンドンで受けるワークショップの準備をしていて

いつのまにか大小様々

9冊のノートに

「おしゃれなおばあちゃん」でいっぱいになっている事に

気が付きました♪

祖母がモデルの陽気で明るい

「おしゃれなおばあちゃん」

インスタグラム

どうぞよろしくお願い致します★

 

ただただ大好きな水彩やアクリル絵の具でのイラスト、

オリジナルのイラストや挿絵に関連したお問い合わせは

こちらのメールアドレスからよろしくお願い致します。

 

イラストの仕事:新婚さんからの依頼

今回依頼をいただいたイラスト作品。

昨年、若々しい新婚のご夫婦に依頼されて描かせていただいたものです。

ハワイが好きな奥様と、どんな時も奥様を守り支える旦那様。

お二人からはきらきらの未来と今、

そして、これから未来への希望が溢れていて

たくさんの色のイメージが湧きました。

二人で上を向き、

周りの人達を幸せの流れに巻き込みながら

これからもっともっと、幸せになっていく。

そんなイメージで描かせていただきました。

サイズは30cmx40cmの水彩です。

 

依頼をくださる方のイメージ、色合いや大きさなど

相談させていただきながら描かせていただいています。

 

ただただ大好きな水彩やアクリル絵の具でのイラスト、

オリジナルなイラストに興味ある方は是非

こちらのメールアドレスからご連絡ください★

南仏のラベンダーの香りと共に郵送させていただきます。

 

Everyday Illustration:Christmas Special毎日イラスト:クリスマス

クリスマスが大好きになったのは、やっぱりハワイで♪大きなクリスマスツリーを初めて持って、街中のデコレーションにわくわくしたものです。

12月2日から約一ヶ月間スペシャル、と題して(笑)、いつもの「おしゃれなおばあちゃん」と一緒にインスタグラムにクリスマスイラストを毎日アップしています。   #martinacheakiko

クリスマスの楽しくてどことなくロマンチックな雰囲気を少しの間だけ、お楽しみいただけたら嬉しいです♪

Like my first experience of Halloween, I still remember how excited I was for my first Christmas with a big Christmas tree at home and the colorful decoration at Waikiki in Hawaii when I was 12 years old.

In addition to my daily illustration of “Fancy Granny” , during the month of October at #martinacheakiko on Instagram,  I post a Halloween themed illustration every day.

I hope you enjoy the fun and romantic atmosphere of this special series!

 

Every Day Illustration: Halloween Special 2毎日イラストハロウィンスペシャル2

10月2日から約一ヶ月間スペシャル、と題して(笑)、いつもの「おしゃれなおばあちゃん」と一緒にインスタグラムにハロウィンイラストを毎日アップしています。   #martinacheakiko

毎日2種類のイラストをアップする、シンプルですが、お仕事がある日だったり、疲れ気味の日には重い腰をあげる想いになりますね。でも大好きな「おしゃれなおばあちゃん」とハロウィン♪描き始めると、いつもいつのまにか夢中になっています♪

前回に続き、インスタグラムにアップしているイラストの数枚をご紹介します。

ハロウィンのちょっと奇妙で楽しい雰囲気を少しの間だけ、お楽しみいただけたら嬉しいです♪

In addition to my daily illustration of “Fancy Granny” , during the month of October at #martinacheakiko on Instagram,  I post a Halloween themed illustration every day.

Posting 2 different illustrations on Instagram every day can be challenging. When I’m tired or have some works to finish, I feel hard to bring myself up to start. But once starting, I can’t think anything, but drawing until it gets done.

Here are some new illustrations that I post on Instagram every day.

I hope you enjoy the fun but spooky atmosphere of this special series!

 

Everyday Illustration : Halloween 毎日イラスト:ハロウィンスペシャル

12歳の頃数カ月過ごしたハワイで大ファンになったハロウィン♪不思議なもので、子供の頃に感じたワクワク感は、大人になっても残るものですね♪

10月2日から約一ヶ月間スペシャル、と題して(笑)、いつもの「おしゃれなおばあちゃん」と一緒にインスタグラムにハロウィンイラストを毎日アップしています。   #martinacheakiko

ハロウィンのちょっと奇妙で楽しい雰囲気を少しの間だけ、お楽しみいただけたら嬉しいです♪

Although it was quite a few years ago already, I still remember how excited I was for my first Halloween in Hawaii when I was 12 years old.

In addition to my daily illustration of “Fancy Granny” , during the month of October at #martinacheakiko on Instagram,  I post a Halloween themed illustration every day.

I hope you enjoy the fun but spooky atmosphere of this special series!

 

 

 

 

 

 

展示のお礼と製作過程での裏話:Behind-the-scenes story of making illustration

The exhibition was extended until this week, and now it is over.

I would like to express my gratitude for BD Fugue Cafe , Gérard Moreau, and friends who visited the exhibition!

Especially, Sandra, who helped installing the works and even sold them for me…!

Thank you very much!!!

Even though I displayed only 5 illustrations, many friends took time to visit the exhibition.

I also thank to someone who bought my works during the exhibition.

先週から1周間延長になった展示が無事に終了しました。

BD Fugue Cafeさん、 Gérard Moreauさん、そして忙しい時間の中見に来てくださった友人の皆さん、

そして特に、カフェで作品を展示し、作品を売ってくださったサンドラさん、

本当にありがとうございました!

展示していた作品は5点、と少なく、

小さな展示だったにもかかわらず、色々な方が訪れ、

お店に訪れたお客様もご覧になってくれ、絵を買ってくださった方もいらしたそうです。

皆さん、時間を割いて見に来てくださり、本当にありがとうございました!

 

Since the exhibition is over, I would like to share with you the illustrations that I displayed.

You may feel some are strange and little bit scary.

I prepared illustrations in fantasy for adult.

I also tried to express the atmosphere of my country , Japan.

I hope you can enjoy the fantastic atmosphere with these works!

今回は大人向けのファンタジーの雰囲気で描いた作品ということで、少し不思議で怖い雰囲気の作品もありました。

また、生まれた国、日本の雰囲気を加えて作品にしてみました。

展示も終了しましたので、ここで作品を紹介させていただきたいと思います。

楽しんでいただけたら嬉しいです★

「ささやき: Whispering Voice」

黒インク、ガラス絵の具、黒ペン: Indian Black Ink, Glass Painting, Black pen

製作過程での裏話:Behind-the-scenes story

I wanted to try and started testing an Indian black ink on a paper, and ended up as one illustration.  In this image, I used an image of my dream that I had when I was about 8 years old. The dream had a very sad story, and I don’t know why I had such a wired dream at that time.

Here is a brief story of the dream:

There were 3 children. One was a girl who wore a bright red Japanese traditional clothes, and two others were boys. Except the bright colored Japanese clothes on the girl, everything was black and white. They always talked and played together. The two boys loved the girl, and the girl loved one of the boys. The girl and one of the boys told their love each others and decided to tell the other boy about their relationship. One day, the two boys were talking at the top of the small hill near a big pond. One of the boys confessed his love for the girl and their relationship, and the other boys got confused and angry inside of him. Suddenly, the boy who just found out the realty,  got very upset and pushed his friend strongly to the pond… The one who confessed was  drowned in the pond… The boy who killed his friend ran to the girl’s house. He did not have any regret or bad feeling about what he had done until he saw a very very strange thing at the girl’s house. At the girls house, there were all family and the relatives of the girl sat down crying around the open hearth. The boy slowly entered the house, and looked at the hearth where people were crying at. He could not believe what he saw. There was a big pan on the fire place, and inside of the big pan, a doll wearing the bright red Japanese clothes was bending its body with its blue color face. The doll was the girl who he loved. No one knew how she died. The boy started feeling a great regret for what he had done.

I clearly remember the image of the dream. I’m wondering if the dryad in this illustration is trying to tell the girl about the sad future or inviting her to their world…? I tried to express the mysterious atmosphere in this illustration.

この作品は黒いインクを筆で使ってみたくて描き始めたものです。ガラス絵の具と黒の組み合わせが素敵だろうな、と描き始めました。実は、このイメージには、小さい頃に見た夢をモデルにしています。8歳頃だったでしょうか。それは悲しいお話で、8歳の私がどうしてこういう夢を見たのか今でも不思議です。そのお話では、3人の子供が登場しました。一人はこのイラストに描かれたような、派手な赤い着物を着た女の子。他の二人は着物を着た男の子達でした。この女の子の着ている赤い着物以外のものは全て白黒。二人の男の子はこの赤い着物の女の子を好いていました。そして女の子も、二人のうちの一人の男の子を好いていました。女の子とその男の子は想いを語り合い、もう一人の男の子に伝える決心をしました。そしてある日、二人の男の子が沼の辺りで会い、女の子と想いを通じあった男の子がもう一人の男ののこにその事を伝えていました。すると、好きな子を取られてしまったと思った男の子が殺気を起こし、女の子の事を伝えた男の子を沼に突然突き落としてしまったのです。そして彼は急いで女の子の家に向かいましたが、何やら様子がおかしいのです。家に入ると女の子の家族が全員集まり、囲炉裏の周りを囲んでいました。そう、女の子は亡くなっていたのです。男の子は驚きつつも囲炉裏に近づきました。すると、その女の子は赤い着物をまとったまま人形になり、囲炉裏の鍋にすっぽりと収まっていました。。

この夢は小さかった私の脳裏にしっかり残りました。このイラストの中の木の妖精は、女の子に悲しい未来を伝えているのでしょうか、それとも、そんな悲しい未来よりも、こちらへおいで、と誘っているのでしょうか?そんな不思議な雰囲気を出してみようと描いたイラストです。

「藤:Japanese Wisteria」

黒インク、水彩、ガラス絵の具、黒ペン: Black Indian Ink, Glass Painting, Water Color painting, Black Pen

製作過程での裏話:Behind-the-scenes story

I love Japanese Wisteria. To me, this flower has not only such a stunning perfection of beauty, but also a presence of mystery. The shape of the trunk and the branches make  me feel that way. When I realized, I started drawing a dryad on a paper without any hesitation.

日本の藤。本当に美しいこの花。私には藤の花が美しいだけでなく、神秘的な不思議さの印象を与えてくれます。木や枝の形がそう思わせるのかもしれません。気がついたら、何の躊躇もなく、木の妖精、ドライアドを描き始めていました。

「こいのぼり:Koi-nobori ( Carp Streamer)」

黒インク、水彩、ガラス絵の具、黒ペン: Black Indian Ink, Glass Painting, Water Color painting, Black Pen

製作過程での裏話:Behind-the-scenes story

In this painting, there are several reasons. The first reason is simple, a desire to express Japanese atmosphere. These Carp Streamer shaped like fishes  represent the strength to achieve goals because these fishes can swim against the river stream. a symbol for Boy’s day( May 5th) in Japan.  According to Japanese American National Museum, the carp was chosen as a symbol for Boys’ Day because “the Japanese consider it the most spirited fish — so full of energy and power that it can fight its way up swift-running streams and cascades. Because of its strength and determination to overcome all obstacles, it stands for courage and the ability to attain high goals. Since these are traits desired in boys, families traditionally flew Koinobori from their homes to honor their sons.” (Japanese American National Museum, 2006). But, here, I drew a young woman because I wanted to express the strength of whole people in this planet who have the ability to adjust to the environment and fight against the hardships. I thought that I can draw a woman since they can give a birth and raise children. I tried to express “the ability to adjust to the environment” by drawing the women’s hair merging to the view, also, I just love the style of merging hair to the nature.

この作品は単純に日本を表現したかった、という理由と、鯉が水流に逆らって川を上がっていく強さを表現したかったことから出来ました。鯉のぼりなのに、どうして男の子ではないか。それは環境に順応しながら逆境に立ち向かう人間自体の強さを表現したかったから。女性の髪の毛を海や後ろの丘のような雲のような部分になっていくようにしたのは、環境に順応する、という部分を表現するためなのと、髪の毛を自然のものに融合させることがただ単純に、好きだから♪そんな感じで出来上がった作品です。

「独創性: Unique Expression」

黒インク、水彩、ガラス絵の具、黒ペン: Black Indian Ink, Glass Painting, Water Color painting, Black Pen

製作過程での裏話:Behind-the-scenes story

In this illustration, I had an image from the beginning. I tried to express the beauty of a person’s heart as flowers. I think these flowers of heart can appear in action and behavior naturally to adorn oneself. Actually, I was preparing another illustration for the exhibition, but in the last minute, I changed my mind, and started working on this illustration. I finished this the day before the installation day. There are many other illustrations I did not display at the exhibition.

この作品は、このイメージのまま、人の心がそのまま表に現れる様子を想像して出来上がりました。展示直前まで他の作品にしようと思って用意していたのですが、最後の最後でもう一枚、とこの作品を3日前くらいに描き始め、前日に終わらせて展示用の一枚になりました。展示のために用意したけれど展示されなかった作品は何枚もあります。

「母なる海:Mother of the Sea」

黒インク、ガラス絵の具、黒ペン: Black Indian Ink, Glass Painting, Black Pen

製作過程での裏話:Behind-the-scenes story

I did not plan the final image for this illustration. I dropped little bit of glass painting medium on a paper, and these spots looked like a golden fishes for me. That is the beginning for this illustration. After having the idea of the golden fishes, I started following the shape and making outlines with a black pen. Then, I continued adding tiny lines with the black pen, and I started having a final image of this illustration. The lines with the fishes remind me the flow of water of the sea. Since the sea is called ” Mother nature”, I drew a face of a woman on the left on top. Then, here it is, one illustration was born.

この作品はガラス絵の具を初めて使った時に試しで勢い良く垂らしたガラス絵の具が、金魚の形に見えたことからできた作品です。透明のガラス絵の具を数種類紙に垂らし、その絵の具が乾いた後に油性ペンで形を型取り、周りの細かい線を付け足してこの作品が出来上がりました。描き始めた時はまだ左上の女性の顔を描く予定はなく、細かい線を描きながら魚の住む海を思い浮かべ、その海が母、と呼ばれていることから、女性の顔を描くことにしました。そうやってこのイラストが出来上がりました♪