ニースでアート生活:やればできるじゃない

9月もダッシュで走っている感じがある毎日。

描いて描いて描いてます(笑)

短時間でいくつも描かないとならないお仕事が重なる中、

この描き方なら早く仕上げられるし

楽。。。

という考えはやめて、

今まで描き続けてきた時間のかかる方法でやりきってみよう!

思い切って

覚悟して作品に向ったところ、

向かう前には

出来ないかも。。

と思い込んで閉じていた心が

いつのまにか

あれ、やればできるじゃない!

に変化していました。

失敗したり、

学び足りない、

と思いながらでも

描いていて違和感を感じても

妥協せずに

向い合ってみて

もう一度描く。

多分、その中で

描けるようになるものが

きっとあるんだろうな♫

まだまだ

あと数枚!

そして始まったアートクラスの宿題や

参加するフラパフォーマンスの練習

他諸々。。。

全部やりきろう★

と決めた時から、

脳みそがやりきることができるよう

向い始めるんだわ、

と、

実感しながら

今日も

描く鬼になります(笑)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ニースに住みながらイラスト、挿絵のお仕事をしています。

展示情報

7月31日までハワイの植物やフラダンサーをモチーフにした

作品が展示、販売させていただきました

Cafe BADABOOM

にて販売させていただいていた作品一覧は

こちら

からご覧いただけます。

作品へのお問い合わせは

コメントか

こちらにあるメールアドレスからお気軽にご連絡ください。

ニース駅近くの本屋さんで

絵葉書やオリジナルブックマークも販売しています。

31 Rue d’Angleterre
06 000 Nice, France

サイト : Their webpage …> こちら♪

Painting the surface of water アクリルと油絵の具で海を描く

銀河と海を眺める白い女性の絵、

時間はかかるものの、少しずつ進めています。

現在、海の部分。

ようやく上の写真の状態になりました。

前回のブログで3年間放置していた状態に

白い服の女性のブログを書きました。

白い女性の部分についての前回のブログはこちら♪

今回は

海と波の部分

について。

最初にアクリル絵の具で海の色を大雑把に付けていき、

下の写真の風な状態にします。

上の写真の海の色の状態から細かく表面の水辺の感じを出すため

下の写真の上部のように細かい点や線を延々と重ねていきます。

延々と明るいエメラルドや青い線や点を加えていくと
下の写真のような状態になります。

この段階で、

上の写真の海の上の方は点と線の一層目が終了、

下の水辺の部分はまだ点は付け足されていません。

ふう。

さらに

どんどん点を足していくと、

上の写真のようになっていきます。

この段階でやっと海のほぼ全体が点と線の一層目終了。

ここから目立つ点を濃い青とエメラルド色などで

ブレンドしながら点の二層目を加えていきます。

なかなか時間がかかります。

が、点の層は重ねるほど、

色々な色のなめらかな海が浮き上がってきます。

まだ時間はかかりますが、

完成のイメージが固まってきました。

続きはまた次回♪

根気のいる作業ですが、

やっぱり描くのが大好き★

早く完成させたいです♪

最近の展示情報

5,6,7月の展示情報詳細

★★★★★★★★★★★

ニースに住みながらイラスト、挿絵のお仕事をしています。

ポートフォリオなどは

http://akikomartinache.com/からご覧いただけます。

また、作品へのお問い合わせは

こちらにあるメールアドレスからお気軽にご連絡ください。

どうぞよろしくお願い致します!

ニース駅近くの本屋さんで

絵葉書やブックマークも販売しています。

31 Rue d’Angleterre
06 000 Nice, France

サイト : Their webpage …> こちら♪

Early professional painting experience3 :絵画とお仕事初期体験3

The time in Andrea’s atelier feels like a lifetime ago. Just like any apprenticeship, there was time for lessons from the Maestro and time for learning from my many mistakes, bound to happen when working on many pieces of varying sizes. After I became comfortable with the basic layout of the reproductions, I was allowed to further contribute to each piece, which required me to practice the subtle textures of sand, water and lavender fields. Here are a few of the paintings I was lucky enough to work on.

アンドレアさんのアトリエで実際にお手伝いをしながら学んでいた頃がとても懐かしいです。 今日もその頃の作品の写真をいくつかアップしたいと思います。アトリエに通っていた2年ほどの間で何枚仕上げたか覚えていませんが、違うサイズの絵をとにかくたくさん。このお仕事の期間の後半には、主に海の水面や砂浜、ラベンダー畑の質感を出す練習になるような絵を描きました。

The first is the painting of a white sand beach: a magical place where the land meets the water! This is how I learned to use brush strokes to give my canvas the texture of a sandy surface. The shadow of the palm tree, while adding a nice touch to the overall composition, was a real challenge.

このビーチの作品を描くことは、砂や海の水面の質感を出す練習になりました。 椰子の木の影を砂の上に描き込むのが挑戦になりました。アンドレアさんが、じっくりと教えてくれたことを覚えています。

How do you make things even trickier: paint a beach when it is only lit by moonlight! I had previously practiced painting hundreds of irises only this time, their delicate colors had to blend into the overall hue provided by the gentle moonlight.

この作品は、その頃の私にとって、お手伝いさせていただいた絵画の中で最も難しい作品の一つでした。この作品の前に、アイリスの花は何百本と描きましたが、この作品では、夜の暗い色の砂浜の背景になじませるように描きむことが必要でした。

This next painting is a very different one, prominently featuring man made buildings. It is the reflection by the chaotic surface of the water that gives this piece real life. This was a true challenge and it took great patience from me and from the Maestro always there to help, to reach this point where the reflection looks both alive and realistic.

これも、ですね。難しかった。。。!この作品で主に私がお手伝いしたのは水面の反射。カラフルな建物を静かな水面に映し出すのがとても難しく、アンドレアさんが時間をじっくりと取って見せながら教えてくれ、「グッド」と言われるまで描き続けました。

 

And finally, there was lavender: how do you use a restricted palette of colors, to create the illusion of volume? With a lot of patience and a lot of work! A painting like this one is the artistic equivalent of a marathon: it requires layers and layers of touches to bring the flat surface of the canvas up and make it feel alive with depth! This other piece, used gradation of whites which gives it an otherworldly look.

これはラベンダー畑の作品の一部です。 この作品では、トュ➖ブ状のラベンダー畑のボリューム感を出す練習になりました。時間はとてつもなくかかりました。 濃い色の層に、何層も何層も重ねて、3D効果が出せるまで色の層を重ねていきました。これと同じ方法で、全て白のラベンダー畑も描きました。白一色でのグラデーションはとても難しかったです。 この作業をする中で、パレット上で同じ色を作り出す練習ができたと思います。

This more or less concludes what I can say about the work I did for Andrea and the things I learned from him at the time. To grow as an artist, one must confront the unknown and find a way to express what lies inside of ourself. It is sometimes something you have to do yourself. However when I really need help, I can always go back to Andrea for his opinion and advice. The time I could spend with him and the people around me in Hawaii is one of my great treasures.

このアンドレアさんとの時間が、私が絵画に触れた最初の体験です。 この後、私は自分の絵を描き始める必要があり、自分のスタイルを探す旅が始まりました。 今でも迷った時にはアンドレアさんにアドバイスや意見を求めます。アンドレアさんやその頃一緒に過ごしたたくさんの方々とのハワイでの時間は私にとって宝物の一つです。

 

 

 

 

 

Early professional painting experience2 :絵画とお仕事初期体験2

This is also a painting Andrea Razzauti that I participated.I remember that preparing this painting was difficult for me among other paintings that I tried at that time. The light effect, and the contrast between the shadow on the sunflowers. I was impressed by the number of layers of colors. blue, red, yellow, purple, and green…

この絵もAndrea Razzauti(アンドレア ラザウティ)さんの作品をお手伝いしたものです。他にもたくさんの絵を手伝わせていただいたんですが、この絵が特に難しかったことを覚えています。光の効果、光とひまわりにある影のコントラスト。青、赤、黄色、紫、そして緑などの様々な色が重なる層には驚いたものです。

The photo above shows the canvas that I made as a preparation. I copied Andrea’s original paintings on small canvas in one day of work hours. They were dried up while I make other paintings, and after they dried, I started putting a layer of colors on each painting. In the next blog, I will introduce some photos when I tried lavender field, sand, and the surface of ocean.

上の写真は色々な絵を小さなキャンバスに次々に模写し、アクリルで色を付けた状態で乾かしている情態です。 この時は一度に5枚ほどを一息に進め、この後、じっくりと色を重ねていきました。 次回はこの頃の後半によく描いていたラベンダー畑や海などの作品を紹介します。

注文作品:家族

9月頃に始めていた、依頼を受けていた絵をようやく終わらせました。

サイズは20cmx20cmの真四角のキャンバス。
リアル過ぎず、でも依頼してくれたファミリーの雰囲気をしっかり表現したく、
描きながら色々な顔をイメージしました。

写真をいただいていたのですが、写真とまったく同じように描くのが好きではないので、
色々な写真を見て観察して、表情を頭の中で想像しながら描きました。

「なんとなく顔が浮き出ている感じ」に、という要望でしたので、
下地の上に描いた顔の輪郭が残るくらいしっかり描き、そこに何層もうっすらとした色を重ね、顔と周りの色をブレンドさせながら仕上げていきました。

最後に油絵具の薄いレイヤーを重ねたので乾くまで時間がかかりますが、
来週にはサインをしてお渡しできます。

明るく、力強いこのファミリーは私の目には虹色が似あうと思いました。
あったかい色に染まるニースの空気の中にいるこのファミリー。
ニースで出会った大好きな人達です♪

このご家族が、幸せいっぱいに包まれますように★

 

購入いただいた作品:思い出の中のルドベキア

2014年にフィリピン人女性に購入いただいたアクリル作品「ルドベキア」。

10Fサイズの絵で、小さくはないですが、大きくもない作品です。
絵の近くで見ると、細かい線が入っています。それは写真にはあまり映りませんでした。

空の透明感や寒色の多い絵の中で暖かみを出すのに苦労しました。手前の花の黄色も、黄色一色ではなんだか寒い感じだったので、濃いオレンジを入れてみました。緑にも少し赤を入れて、全体的に少しピンクっぽい色が感じられるように描いてみました。

ハワイを思い出しながら描きましたが、ルドベキアはハワイにはありません(笑)

ニューヨークを離れる時に見た思い出の中のルドベキアを、第二の故郷となったハワイ島の景色に描いてみました。

自然がたくさんあったハワイのコースㇳは、こんな感じでした。

アクリル画:ジャカランダ

$akiko aime ...

2013年フランスに移動する直前にハワイ島の風景を描いたシリーズの一枚で、

フランスへ移動後、

一度だけハワイを訪れた夫の祖母へ贈った一枚。

ハワイ島のジャカランダ

5月にハワイで咲いているジャカランダの木。いつも練習に行く公園に一本だけとても目立っている木があり、今回はその木をモチーフにしました。木一本で絵を仕上げる事の難しさを感じながら描きました。細かい枝や葉の動きに神経を使い、また、影の一つ一つも表現するのに苦戦し、朝早く始めましたが、結局お昼過ぎまでかかり、3時間弱描いていました。紫色には、立体感が出るように、暗めの紫に赤紫を入れ、3段階くらいに分けて白を入れました。ジャカランダの木の向う側は、あえてぼやけた感じのまま残しました。この方が手前の木が引き立つ感じがします。地面の影は、紫色が淡いので、緑に少し白を入れてコントラストが出るようにしてみました。