今日の練習は、
絵の具の色の三原色
空色、紫、黄色
のうち、一つの色を基本として選び、
他二つのうち一つの色を少しずつ混ぜながら
二色のみで
光と影、
遠近
などを描く練習でした。
あれ、色の三原色って、
青、赤、黄色、
じゃなかった?
と思った方、
分かります!
実は、
青、赤、黄色は
光の三原色。
絵の具の色とは、光の三原色の青、赤、黄色から、
白色光が当たって一部吸収された後
透過されて残った光の色
なんですね。
(今日使ったフランス語での光の三原色チャート)
この中央にあるシアン(空色)、マゼンタ(紫)、黄色が絵の具の三原色です。
写真の水彩の作品(途中)は、
マゼンタ(紫)を基本に選び、黄色を加えながら
オレンジ色のグラデーションを作り、
その色だけで描いたものです。
使った画材は水彩なので、
水の多さでも色をコントロールすることができ、
光や雨、水などを描きたい部分には水を多く混ぜ、
なるべく薄い黄色を作りました。
水で濡れた道路には、マゼンタ(紫)と水を少し多めに使い、
空中の光と雨の感じとの違いを表現しようとしました。
人物には、水は少なくし、光の当たっている部分や
雨の当たっている部分を考えながら黄色を少し加えて
濃く描きました。
遠くの人物を少し薄く、手前の人物を濃い目に
描く事で、遠近感が出た感じです。
また完成したらアップします。
アクリル絵の具での作品が
いまのところ一番多いのですが、
日本で作品を見てくれた友人や
絵のクラスの先生方に
水彩に力を入れる事を勧められているので、
今どうも水彩の練習をする機会を無意識的に
増やしている感覚があります。
描く時になるべく動きを感じられるよう意識して
描いています。
描かれる人物が
どんな気持ちでそこにいるか
もイメージしながら、
ただの人物や
物体にならないよう
描くのが好き♫
多分、
描きながら、
頭の中で背景を想像するのが
好きなのですね♫
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