ニースで展示日記:子供達とのイラストワークショップ

イベントが終わってからもう2週間近く!

早いわー!

今日はイベント中体験できた

一クラス30人のフランス人の子供たちとのワークショップについて

少し書きたいと思います★

子供★

我が家には子供はいないのですが、

結構子供たちと触れる機会はちょこちょこあり、

子供と接している時に子供達と交換するエネルギーが大好きです♪

毎回Nice Fictions

のプログラムの初日には、イラストレーター達が

10歳くらいの子供達30人達を相手に

ワークショップをする時間があり、

ボランティアで二人一組で

1回1時間描くワークショップを開きます。

今回の展示イベントも、招き入れてくださった

Nicolas Sarter

さんがワークショップを開いて欲しい、と聞かれていたのですが、

私はフランス語に自信もなく、経験もないので

「ワークショップは開けません」

と何度かお断りしていました。

そのため、

当日開かれる二回のワークショップは

彼のリアルなSF絵画の簡単なテクニックを子供達に教える

と、

思っていました。

が、、、

甘かった。。。!

前日、作品を搬入したところ、

「AKIKO,明日のワークショップ、アイデアがないのだけど何か良い案はないかな?」

二回のワークショップでは違う事を教えないとならない、とのこと。

ちょっと考えて、

イベントには天文学や地質学のカンファレンスや展示も

行われる、

ということで、

隕石を色鉛筆などで描く、というので

それをちょっと違う形にして、

二時間目は反対色を使って紙に色を塗り、

その紙をちぎり、

別の紙に下書きをした隕石に

明るい部分と暗い部分を意識しながら

紙を貼っていくのはどうか

と、

提案してみました。

「それは面白いアイデアだからやってみよう!」

となり、彼を中心で行う

と思いきや。。。

教室に準備しに行って開始5分前。

なんと、

「このワークショップは君のワークショップだから何をどう作るのか説明してね」

きゃーーーーー!!!!

そうきたか!

まぁ、一回目のワークショップで様子を見て

感覚にはちょっと触れていたので

あと数分で始まるし、

こういう時、

人間、開き直るんですね(笑)

ワイワイ入ってくる子供達に

「ボンジュール!!!」

始まる時に

「日本から来ました!フランス語はいまいちだけど、英語と日本語は話せるよ!」

と笑顔いっぱいで言うと

ちょっと空気が和んだので、

そこからなんとかフランス語で

やり方と作業の目的を説明。

そして、途中で補足に細かい説明を

NICOLASさんにお願いし、

作業開始。

1時間は結構短いのですが、

いくつかグループ分けにして

みんなでモザイクの隕石を作ってもらいました♪

なんとか1時間のうちに7グループが

みんなそれぞれの隕石を作り終え、最後に

全部の作品をホワイトボードに貼りました。

みんな自分達の作品が貼り付けられると喜びますね♪

写真の真ん中には、

「ありがとう」の紙まで♪

残った紙で女の子達のグループがありがとうカードにしてくれました♪

ワークショップ中、とにかく子供達に

話しかけ、一緒に紙を張ったり

再度簡単に説明したり。

これがなかなか、

楽しかったんです★

みんな違う色を選んで、

ちゃんと凹凸を付けたり、

色で陰影を付け加えたり、

一人ひとりみんな違って、

フランス語いまいちな私にも

英語で話しかけてくれたり、

すっかり元気をいただいちゃいました♪

次の日には展示をしていた場所で

友人のお子さん達と

プチワークショップ的な場所を設け、

石に色を塗ったり、

友人が持って来てくれた小さな色紙に

絵を描いたりしていると、

前日にワークショップにいたお子さん達が二人ほど

絵を書きたい、と

お母さんと途中参加♪

私はブースにお客さんも来たりしていて

あまり一緒に描けなかったのが申し訳なかったですが

皆さん結構楽しんでくれたようで

嬉しかったです★

そこで、いらしてくれた友人のお子さん達が描いてくれた

ギャラクシーの素敵なこと!

みんないろんなアイデアや才能があって、

こうして触れ合う機会って、

とっても大切かも、

と思わせてくれた経験になりました♪

最初から最後まですっかりお世話になった

NICOLASさんは

なかなかうまく、私を表の場所に引き出してくれ、

瞬間、「ぎゃー!」と思いながらも

なんとかしようとする自分にも出会わせてくれた

気がしました。

彼のやんわり上手に表舞台に引き出してくれる

やり方に

私はとても好感を持て、

人を育てる目を持つアーティストとして

私の目に焼き付けられた気がしました。

次回はレセプションでの展示で

おっちょこちょいな性格で場を和ませた

エピソードについて書きます♪

★★★★★★★★★★★

ニースに住みながらイラスト、挿絵のお仕事をしています。

ポートフォリオなどは

http://akikomartinache.com/からご覧いただけます。

また、作品へのお問い合わせは

こちらにあるメールアドレスからお気軽にご連絡ください。

どうぞよろしくお願い致します!

ニース駅近くの本屋さんで

絵葉書やブックマークも販売しています。

31 Rue d’Angleterre
06 000 Nice, France

サイト : Their webpage …> こちら♪

ロンドンのイラストレーターワークショップ

嵐のニースから雪のロンドンへ★

行って来ました♪

旦那をニースに置いて

House of Illustration

での1日ワークショップへ★

King’s Cross Station

(ハリーポッター撮影に使われた駅)

の近くにあるワークショップ会場の写真。

このワークショップでは、

出版社へのアプローチの仕方やポートフォリオ、

イラストレーターとして気をつける様々なことに、

出版社と契約が取れた時に気をつけることや

参加すべくフェアなど、

実際にイラストレーターを育てている方々やエージェントが

細かくお話をしてくれ、

朝から夕方まで、

なかなかインテンシブなワークショップでした。

インテンシブ、と感じたのはきっと、

久々の英語でのクラス、しかもイギリス英語でのクラス

だったこともあったからだと思いますが。

質問も色々飛び出しました。

え、私が質問したかって?

色々出る質問と解答を理解するのに必死で、

質問を考える余裕はありませんでした。

思い出しました、アメリカに留学していた初期の頃を。。。

 

気になっていたポートフォリオ作りのポイントでは、

基本自由だけれどもA3サイズが無難、

スケッチブックのラフのイラストを出版社は好む、

色を付けて目立つ形で、

スタイルを気にする必要はない、

キャラクターをいくつも違うアングルで描くこと、

 

などなど、気になるポイントがたくさん!

 

出版社へのアプローチには

小さなオリジナルのイラスト本やカードなどを用意して

コンスタントに出版社に郵送提出する、

作品は新しくコンスタントに作り郵送提出し続けること、

などなど。。

これまた興味深いポイント盛りだくさん。

 

昨年初めて行ってみた

ボローニャブックフェアの重要さも

話されていました。

 

今回は前日に、ロンドンに住まわれている

昔日本で連載をされていた友人にお会いしたことと

ワークショップ内容とで

これから集中して向かうべき方向が見えた事が

クリアになったことがさらに

今回のロンドンを有意義にしてくれた気がします。

 

クラスには講師であるイラストレーターの方々の

ラフノートや、話題の作品の特別展示も見られ、

イラストレーターも集まるので

出会いのチャンスにもなります。

他にもイベントがたくさん開かれる施設のようですし、

展示も興味深かったです。

イギリスに住まわれている方で

イラストに興味がある方はちょこっと立ちよるのも楽しい場所だと思います。

 

★★★★★★★★★★★★★★

ニースで挿絵やイラストのお仕事をしています。

どうぞよろしくお願い致します。

こちら

からお気軽にお問い合わせください

 

絵葉書やブックマークを販売しているニースのブックストアインフォーメーション

31 Rue d’Angleterre
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