イラスト:藤の花:ペン画

今日のイラストは

藤の花。

皆さんは藤に思い出はありますか?

私は日本を離れていた時期が長く、

しかも南国生活がほとんどだったので

日本の藤の季節に日本にいた事があまりありません。

フランスに来て

やっと本物の藤の花に出会えたので

藤の季節になると

しばらく見とれてしまいます。

黒と白を残して

暖かい色で

優しい雰囲気に仕上げた作品です。

ボローニャ国際絵本市2020:イラストレーター

本来ならばイタリアのボローニャでたくさんの人が集まる

ボローニャ国際絵本市2020

今年はオンラインで開催されています★

たくさんのイラストレーターの作品も

オンラインでの

イラストレーターズウォール

で一枚イラストが掲載されています♫

私の作品はEurope、Franceのイラストレーターの一枚として紹介されています。

 

イラストレーターズウォールのリンクに行くと

素敵なフランスのイラストレーターの作品も見られます。

掲載されている作品以外の私の作品は

こちら♫からご覧いただけます。

今回はオンラインで色々なプログラムが組まれています。

5月4日から7日まで

英語ですが、

普段はイタリアの会場で行われるプログラム、

オンラインで見ることができるというのは画期的です★

プログラムをチェックして、

ぜひこの機会に

世界的バーチャル絵本市を

楽しんでみてはいかがでしょうか★

 

フランスは軟禁生活最後の一週間。

最後の最後まで

今の自分にできることをやりきって

過ごしたいと思います★

 

 

 

イラスト:魔女と人魚

「人魚姫」続いています★

今回は人魚姫が魔女の家まで

助けを求めに訪れる場面です。

私にとっては

怖いイラスト。

暗い死の底のような

場所に恐ろしさでいっぱいになりながら

勇気を振り絞って訪れる

人魚姫。

一体どんな気持ちだったでしょう。。。

今回苦戦した箇所は

魔女と骨。

色を付ける前の状態はこんな感じです。

魔女の表情をずる賢く見せられるよう

何度も表情を描きました。

骨は、色々考えてしまうと

描きながら

怖くなってしまうので

楽しい音楽を聞きながら(笑)

 ただ、原作のこの魔女は

様子は恐ろしいのですが

人魚姫を襲ったりすることはなく

自分に得になるための事をするのみの

老婆、という印象でした。

魔女と人魚姫

いかがでしたか?

沈みかけの船のイラスト:アンデルセン童話「人魚姫」

先日の白黒の船の状態から色を付けて

また違う雰囲気になりました。

色を付けたら手前の人魚姫の存在が

少しだけ浮き出てきました。

火事の様子が伝わるかな?

色の付いたイラストと

白黒のイラストと、

好みが分かれそうですね♫

童話のイラストは

普段描きたいものばかりを描いていますが

描いたことのないものを描く

良い練習になりますね♫

この船の場面は3ページ目。

今5ページ目に

魔女を描いています。

どんな魔女が浮き上がってくるでしょうか?

ペン画イラスト:アンデルセン童話:人魚姫:人魚姫と王子

アンデルセン童話「人魚姫」のお話に沿って

イラストを描いています♫

今日は3ページ目!

嵐で沈んでいく船から王子を助け出す人魚姫。

私、この場面には人魚姫の愛が溢れているなぁ、と

改めてオリジナルのお話を読んで感じました。

人魚姫にとっても王子を助けるのはなかなか危険を伴ったのですが

人魚姫はその危険に気づかず、

必死で王子様を生かそうと

長い時間王子様を支え続けるんです♥

基本はペン画に色を付けているので

ペンの部分を残しながら色を付けて雰囲気を作っています。

暗い夜、

冷たい水と水しぶき。

身体が冷えそうな空気の中で

王子様を守ろうとする人魚姫の愛が

なんだかあたたかく感じられます。

そんな事を思いながら

描きました。

挿絵イラスト:嵐の中の船:失敗から

さて、これもある童話のお話に沿って描いている

イラストの一枚です。

3ページ目。

先日は描き始めた状態で一部分だけアップしたのですが

前回のブログ

上のブログをアップした次の日、

波の部分がどうしても気に入らず、

失敗。。。

こうなると、

納得しないと眠れません(笑)

そこから途中で投げ出そうかとも思ったのですが、

思い直して

大幅に、なんとか描き直しました。

その後に出来上がった状態です。

最近

キングコングの西野さんの動画を毎日観ているのですが

ある回で、

西野さんが

「失敗はないと思っている」

と言われていました。

この船のイラストは、

失敗しなければこういう完成は見なかったな、

と、

思う作品になりました。

今、同じシリーズで

4ページ目を描いています。

この船のイラストと同じように、

白いアクリルで波をイメージし、

ペンで質感を出せるよう

試してみています。

本当に、

失敗は生かせば

失敗にはならない

のかもしれません★

このシリーズは

有名な童話に沿って場面を想像して描いているので

この辺りできっと

どの童話を描いているか分かってしまいますね♫

ところで、2ページ目として描いたイラスト

は、

来週5月4日から7日まで、ボローニャブックフェア

のサイト内

Illustrator’s Wallに掲載していただきます。

また掲載された時に

ブログにサイトをアップします。

いつもブログを読んでくださり

ありがとうございます!

ゴールデンウィーク、

まだまだ油断が許せない状態ですが

皆さんが

少しでも楽しみを見つけて

元気に有意義な時間が過ごせますように。。。

ペン画イラスト:人魚姫:カラー

先日から有名な童話に沿ってイラストを描いています。

下のイラストは色付けと修正無し、

数日前にアップしたものです。

前回のブログ

色付け前と後で違いがあるのですが、

皆さんお分かりになりますでしょうか。

一枚づつのイラストが小さくはない紙に描いているので

時間がかかります。

この一枚は、

前回写真をアップした状態で

完成!

と、

思ってたのですが、

次に描いた船の作品で失敗し、

時間をかけて描いた部分を修正した後

改めて見てみたら。。。

違和感が。

違和感の正体は、

全体的に黒白のバランスがおかしい。。。

そこで、もう少し黒い部分をペンで足し、

グラデーションを増やし、

色が付いても黒と白が映えるように気をつけてみました。

さて、

色の付いたイラスト。

いかがでしょうか。

あ、二枚のイラストの違いについて書いていませんでした!

違い1:竜宮城の塔の部分の形の変化

違い2:下の方の海藻や貝の上に向っていく部分と向って右手人魚姫の尾などに影が増えた状態に変化

ペン画イラスト:人魚姫ページ2

(ページ2)

あるお話に沿って練習している線画、

2ページ目を終えました。

(ページ1)

1ページ目のブログはこちら♫

1ページ目では生き物の質感がなかなか難しかったのですが、

2ページ目は見たこともない竜宮城を形にしていく過程や

浮遊感と細かい影や、やはり質感を出すのに苦労しました。

自分のイメージに頼って描くので

1ページ目より難しかったけれど楽しかったです♫

さて、3ページ目に入っています。

これまた見たことのない情景なので

苦戦していますが、

また後日ブログにします。

さて、3ページ目には何が描かれるでしょう?

固い線でのイラストなのに柔らかそう、や

ぬめぬめしてそう、などの質感を表現できて

お話の雰囲気を表現できるイラストを描けるようになるのが目標です。

いつもありがとうございます!

皆さんが今日も強い免疫力で

ウイルスに負けず元気に過ごせますように★

2018年から続いている他のたくさんのイラストは

インスタグラム

からご覧いただけます♫

疫病と戦う日本の妖怪:アマビエ:イラスト

少し前に弟が

「あまえびが流行っている」

言っていたなぁ。

毎晩読んでいるニュースの中で目に飛び込んできた

The New Yorker

の記事と不思議なイラスト。

アマビエ。

1846年に熊本の海に現れ、

疫病を防いだ妖怪だそうです。

2月27日の妖怪掛け軸専門店『大蛇堂』さんによるツイートをきっかけに

水木しげるプロダクションさんも

なんとも神々しく美しい

「アマビエ」をツイッターにアップし、

広まったそうです。

妖怪について

最近になって、しかも

英語で最初にニュースを読むとは。。

見てみるといろいろな

「アマビエ」がいました。

もちろん、私の一番好きな画風は

水木しげるさんのイラストでしたが、

皆さん、とってもクリエイティブ!

ということで、

私もちょろっと描いてみました。

「おしゃれなおばあちゃん」

「アマビエ」

一日でも早く

新型ウィルスでの感染が抑えられますように。

悲しむ人が増えませんように。

みんながみんなで

尊重し合えるようになりますように。

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イラスト挿絵:嵐の中の船(一部)

ペンでのイラストプロジェクト、進んでいます。

今日は3ページ目の一部です。

嵐の中の船、

見たこともないし

乗ったこともないし、、、

下描きを始めるまでの気持ちは

ざわざわ。。。

大体のイメージはあるんだけど、本当に描けるかな、

失敗したらやだなー。

などなど、

頭の中には不安の嵐が(笑)

でも、描きださないと紙は白いまま!

ということで、

鉛筆を手にとって、まずは大体の構図を決めたら、

船の模型や写真を見て形をイメージし、

映画などの嵐の中の船を

何度も観てはイメージを膨らませ、

モデルにする写真を決めて

膨らませたイメージを思い浮かべながら形を描いていきます。

この間、頭の中では時々

船がきしむ音や、

波や風の音も聞こえます。

上にアップした写真はイラストの一部ですが、

引き続き波を描きこんでいきます。

この状態からどんな風に変化していき、

どんな風に完成するか

自分でも楽しみです。

シリーズで連なる他のページのイラストもぜひご覧ください★

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