ボローニャ国際絵本市2020:イラストレーター

本来ならばイタリアのボローニャでたくさんの人が集まる

ボローニャ国際絵本市2020

今年はオンラインで開催されています★

たくさんのイラストレーターの作品も

オンラインでの

イラストレーターズウォール

で一枚イラストが掲載されています♫

私の作品はEurope、Franceのイラストレーターの一枚として紹介されています。

 

イラストレーターズウォールのリンクに行くと

素敵なフランスのイラストレーターの作品も見られます。

掲載されている作品以外の私の作品は

こちら♫からご覧いただけます。

今回はオンラインで色々なプログラムが組まれています。

5月4日から7日まで

英語ですが、

普段はイタリアの会場で行われるプログラム、

オンラインで見ることができるというのは画期的です★

プログラムをチェックして、

ぜひこの機会に

世界的バーチャル絵本市を

楽しんでみてはいかがでしょうか★

 

フランスは軟禁生活最後の一週間。

最後の最後まで

今の自分にできることをやりきって

過ごしたいと思います★

 

 

 

ペン画イラスト:人魚姫:カラー

先日から有名な童話に沿ってイラストを描いています。

下のイラストは色付けと修正無し、

数日前にアップしたものです。

前回のブログ

色付け前と後で違いがあるのですが、

皆さんお分かりになりますでしょうか。

一枚づつのイラストが小さくはない紙に描いているので

時間がかかります。

この一枚は、

前回写真をアップした状態で

完成!

と、

思ってたのですが、

次に描いた船の作品で失敗し、

時間をかけて描いた部分を修正した後

改めて見てみたら。。。

違和感が。

違和感の正体は、

全体的に黒白のバランスがおかしい。。。

そこで、もう少し黒い部分をペンで足し、

グラデーションを増やし、

色が付いても黒と白が映えるように気をつけてみました。

さて、

色の付いたイラスト。

いかがでしょうか。

あ、二枚のイラストの違いについて書いていませんでした!

違い1:竜宮城の塔の部分の形の変化

違い2:下の方の海藻や貝の上に向っていく部分と向って右手人魚姫の尾などに影が増えた状態に変化

ロンドンのイラストレーターワークショップ

嵐のニースから雪のロンドンへ★

行って来ました♪

旦那をニースに置いて

House of Illustration

での1日ワークショップへ★

King’s Cross Station

(ハリーポッター撮影に使われた駅)

の近くにあるワークショップ会場の写真。

このワークショップでは、

出版社へのアプローチの仕方やポートフォリオ、

イラストレーターとして気をつける様々なことに、

出版社と契約が取れた時に気をつけることや

参加すべくフェアなど、

実際にイラストレーターを育てている方々やエージェントが

細かくお話をしてくれ、

朝から夕方まで、

なかなかインテンシブなワークショップでした。

インテンシブ、と感じたのはきっと、

久々の英語でのクラス、しかもイギリス英語でのクラス

だったこともあったからだと思いますが。

質問も色々飛び出しました。

え、私が質問したかって?

色々出る質問と解答を理解するのに必死で、

質問を考える余裕はありませんでした。

思い出しました、アメリカに留学していた初期の頃を。。。

 

気になっていたポートフォリオ作りのポイントでは、

基本自由だけれどもA3サイズが無難、

スケッチブックのラフのイラストを出版社は好む、

色を付けて目立つ形で、

スタイルを気にする必要はない、

キャラクターをいくつも違うアングルで描くこと、

 

などなど、気になるポイントがたくさん!

 

出版社へのアプローチには

小さなオリジナルのイラスト本やカードなどを用意して

コンスタントに出版社に郵送提出する、

作品は新しくコンスタントに作り郵送提出し続けること、

などなど。。

これまた興味深いポイント盛りだくさん。

 

昨年初めて行ってみた

ボローニャブックフェアの重要さも

話されていました。

 

今回は前日に、ロンドンに住まわれている

昔日本で連載をされていた友人にお会いしたことと

ワークショップ内容とで

これから集中して向かうべき方向が見えた事が

クリアになったことがさらに

今回のロンドンを有意義にしてくれた気がします。

 

クラスには講師であるイラストレーターの方々の

ラフノートや、話題の作品の特別展示も見られ、

イラストレーターも集まるので

出会いのチャンスにもなります。

他にもイベントがたくさん開かれる施設のようですし、

展示も興味深かったです。

イギリスに住まわれている方で

イラストに興味がある方はちょこっと立ちよるのも楽しい場所だと思います。

 

★★★★★★★★★★★★★★

ニースで挿絵やイラストのお仕事をしています。

どうぞよろしくお願い致します。

こちら

からお気軽にお問い合わせください

 

絵葉書やブックマークを販売しているニースのブックストアインフォーメーション

31 Rue d’Angleterre
06 000 Nice, France

サイト : Their webpage …> こちら♪

Fancy Granny Storiesおしゃれなおばあちゃんのお話14

この日、

おばあちゃんは、ある男の子に出会いました。

ポピーちゃんをいつも、

ぷりぷり怒らせたり、

しくしく悲しませたり、

なかなか笑顔になれない男の子です。

出会ったしゅんかん、

おばあちゃんは男の子にかけよりました。

おばあちゃんには

見えていたんです。

大きく、おそろしく見せている姿の下に

小さくうずくまっている

寂しさいっぱいの男の子が。

おばあちゃんはさっそく

男の子の心の中へ。

ポピーちゃんには

いろんな模様でいっぱいの、

大きなハートが見えました。

そう、おばあちゃんは心の中へ入るカギを持っているのです。

ポピーちゃん、いっしょにおいで。

かちゃかちゃ、

かちり。

ハートのドアが開きました。

おばあちゃんは、入ったドアを開けたまま

薄暗い階段を

ゆっくり、ゆっくり、

下りて行きます。

淡いろうそくのような光が

空中に浮いている、

不思議な、空間です。

振り向きもせず奥へ、奥へと下りて行くと、

世界は

どんどん、どんどん、

不思議さいっぱいになっていきます。

ポピーちゃんは、数字や文字でいっぱいの

黒い頭のひとかげに気を取られました。

おばあちゃんは、そんなものには目もくれず、

さらにどんどん、

奥へ、奥へと下りて行きます。

そのうち、

大きな恐竜や

大きなサル、

大きな三角の建物に

不思議な人々

みんながみんな、

怖い目をしている

いろんなものでごちゃごちゃの世界が。

どんどん不安と悲しさいっぱいになるポピーちゃんに

気にしない、気にしない。

もうすぐよ。

そういっておばあちゃん、

スピードを上げて

奥へ、奥へと下りて行きます。

すると、急に目の前に

ぱーーーーーーーーーーっ!

と開いた輝くハート!

おばあちゃんは大きな笑顔になって、

すかさずハートに優しくさわりました。

ポピーちゃんもあとに続いてさわってみます。

ほんわか

あったかく、

なんともやさしさいっぱいの

そのハート。

びっくりしたポピーちゃんは

それが

いつもいじわるな

男の子の心のあたたかさだ、と気が付きました。

みんなにあるのよ、

このハート。

おばあちゃんはそう言うと

手から同じハートをいっぱいのばして

びゅーーーーーーーーーーん!

と、一瞬のうちに

お空へ大きく飛び出しました!

ポピーちゃんは、

わくわくわくわくしました!

そう、

男の子の怖い顔は

いっぱいの寂しさを隠すための、

お面だったのです。

そして

あんなにあたたかくてやさしいハートが

ポピーちゃんの心の中にも

みんなの中にもある、

そう気がついたからです。

そして、

みんなに教えてあげたくなりました。

そこでハートのお手紙にして

男の子にも、

学校のお友達にも

道で会う知らない人にも、

みんなにあげたくなりました。

そして

ポピーちゃんも自分の心のカギを見つけたくなりました。

おばあちゃんはどんな風にカギを見つけたの?

おばあちゃんは笑顔で言います。

うふふ。

必ず分かるわよ。

見つけた時はおばあちゃんを心の旅へ

連れて行ってね♪

Fancy Granny Other episodes 他のお話とイラスト

Fancy Granny Storiesおしゃれなおばあちゃんのお話12

この日は夜中にふと目が覚めたおばあちゃん。

気づくとお部屋のドアが開いていて

ほんのりだいだい色の明かりが入ってきています。

ぐっすり眠っていたはずのポピーちゃんも起きてきて

二人でしょぼしょぼお外を覗いてみますが

そこには、なんと。。。

じかんと空間をこえた

ふしぎな道が見えています。

そして

気づくと

お部屋に消したはずのろうそく

ゆらゆらゆれていろんな影の形を作りだしているのです。

お部屋の影は

だんだんと

なにやらたくさんの景色に変わっていき、

おばあちゃんとポピーちゃんは目を見はりました。

大きなお魚や大きな恐竜、

そして二本足で歩くサルに

大きな鳥。

遠くにロケットも飛んでいます。

おばあちゃんとポピーちゃんは

この夜、じかんと空間を飛びこえました。

大きなきょうりゅうが遊ぶばしょでは

きょうりゅうの首をすべりおりて遊んでいます。

大きなサルの娘さんとも

かけっこをして、

一番キラキラしたおほしさまを探しています。

あ、

おばあちゃん、

おほしさまを見つけたようです。

おばあちゃんはキラキラしたおほしさまをめざして、

気がついたら

高い、高い

ひまわりのてっぺんにまでのぼっています。

ポピーちゃんは、

おつき様にむすんだ

ブランコで

お花さんとお話しながら

ぷーらぷら。

そうこうしていると、

こんどは

大きなお魚と一緒に

もちろん海の中にもとびこんでいます。

ざぶーーーーーーーーーーーーん!

おおきな音を立てて飛び込んだら

おおきなあわがおふとんみたいに

ふわふわ

しゃわしゃわ

みんなのまわりをかこんでいます。

ふわふわでとっても気持ちが良くて

気がついたら泡に乗って

ぷわぷわ

ふわふわ

じかんをこえて

こんどは大きな街へやってきました。

あ、おばあちゃんの声が聞こえてきます。

みんないろんなものを作ってきたね。

ほらほら、あんなに大きなたてものや

色とりどりのじどうしゃと。

これからはどんなものを作るんだろう?

はて、みんなの心の中にも

たくさんの世界が広がっていることを

知っているのかしら?

みんな

今夜どんな世界をのぞき見て

明日はどんなものを作るのかしら?

あたしは明日、

どんな明日を作ろうかしら?

じかんはどんどん流れていくね。

他のおしゃれなおばあちゃんのお話とイラスト

Fancy Granny Story おしゃれなおばあちゃんのお話11

この日のおばあちゃんはどうやらお台所でお料理中。

大きな具材で大きなサンドイッチを作っています。

いろんな野菜やチーズを挟んで

端と端に両手を当てて、

ポピーちゃんとおばあちゃんで

よいしょ、よいしょ、よーーーいしょーーー!

今度はクッキー?

粉やバターと卵で作ったクッキー生地を

テーブルの上で

ぐーんと伸ばし

いろんな形を繰り抜いています。

丸い形に

ハートの形

星やはっぱに

わくわくわくわく!

さー、いっぱい焼きましょう!

おばあちゃんがあたたかくしたオーブンで

柔らかかったクッキーの生地が

どんどん、かたーくなっていきます。

するとオーブンの中から

あまくて美味しそうな香りが

ふわふわ漂ってきました。

するとお外に鳥さんたちが。

あらあら、うさぎさんも覗いています。

あれ!おひさまも覗いているようですよ!

ほらほら、もうすぐ焼けるわよ!

甘い香りでいっぱいのお部屋で

たくさんのクッキーが焼けました!

すると、

ふわふわさくさくのグッキーの香りを

おひさまが大きく吸い込みました。

すると香りがおばあちゃんとポピーちゃんを窓から

空へ連れ出しました。

おやおや、まーまー!

紅茶のカップにのっかって

香りの中を

いろんな形のクッキー達と

くるくるくるくる

どんどんどんどん

上がっていきます。

ぐんぐん上がって

雲の上まで行きました。

たくさん焼いたクッキーを

ふわふわしながら

ほくほく食べると

まるでおひさまも一緒に食べているようです。

いっぱい雲の上で遊んだ後は

今度はふわふわ

大地へ降り始めました。

下に着いたおばあちゃんの周りでは

くまさんやうさぎさんたちが

降ってきた紅茶のカップにおお喜びで

くるくる遊び始めています。

するとおばあちゃん、

またまた何かを作り始めたようですよ。

トントン、カンカン

ポピーちゃんも

カンカン、トントン

出来上がったのは

クッキーのおうち!

土台から屋根まで

いろんなお菓子でいっぱいです!

おばあちゃんとポピーちゃん、

どんなもんだい!

おお喜び!

これから森のみんなをご招待して

賑やかな森のパーティになるでしょう。

あ、今日もほら、

おばあちゃんの声が聞こえてきます。

みんな、みーんな呼んじゃいましょう!

クッキーの作り方も教えましょう!

美味しい紅茶も入れましょう!

みんなの笑顔が楽しみね!

Fancy Granny Other episodes 他のお話とイラスト

Fancy Granny Storiesおしゃれなおばあちゃんのお話10

ほんのり

ぽかぽか

暖かい季節の真ん中で

おしゃれなおばあちゃんはお花になった気分のようです。

小さな両手に小さな絵本。

おばあちゃんはお花の上で

ふわふわ

ゆったり。

静かな池の上に座っていると

何やら遠くでおばあちゃんを呼ぶ声がしてきます。

ゲロゲロ、

ケロケロ、

こっちへ来ない?

おばあちゃんは

ぴょん!

一緒にいたポピーちゃんとチューリップちゃんが

カエルさんを見たとたん、

カエルさんがゲロゲロ、

二人はおばあちゃんの後ろで

きゃーーーーー!!!

おばあちゃんは

何も言わずに

カエルさんににっこり。

カエルさん、何か楽しいことはあったかしら?

あたし今日はこんなに小さくなって

あなたに会いに来てみたよ!

カエルさんも嬉しそうににっこり。

ポピーちゃんとチューリップちゃんも

ほっと安心して

にっこり♥

カエルさんに連れられて

カシのお花の木陰を覗いてみます。

するとそこには

小さなおしゃれなカエルさんや

素敵なうずまきの殻を身につけた

かわいらしいかたつむりさんも

みんなで楽しくおしゃべりをしています。

みんなが言うことには

この辺りにはラズベリーがたくさんあって

他のどこにも見つけられないほど、

本当に美味しいのだそうです。

見つけてごらん、

とみんなが言葉にする前に

おばあちゃんは

あ、と言う間に

背の高いユリの花の上へ

ひとっ飛び!

ユリの上から見える景色は

赤や緑の可愛いおうちに

明るい緑の山の肌。

そうそう、今は春なのね♪

おばあちゃんがつぶやくと、

ぶーーーーん★

あ、美味しい蜜をこしらえる

ハチさんたちが

頭の上を飛んでいきました。

今度はハチさんたちについていくと

なんとまーーーーー!!!

赤い大きなラズベリーが

大きく茂った緑の枝にたくさん、たくさん

なっています!

おばあちゃんは

おもいっきり

一番真ん中の大きなラズベリーに飛び乗りました。

頬にラズベリーの粒をくっつけながら

とろける甘酸っぱいラズベリーの美味しさに

おばあちゃんの笑顔もとろけそう!

ハチさんたちもここでもそこでも

ぶーんぶん!

とっても楽しそうに

お花の花粉を

集めています。

ふと、上の葉を見ると青虫さんが

おばあちゃんにニッコリ笑いかけ、

口いっぱいのラズベリーに嬉しそうにしている

おばあちゃんを優しそうに見つめています。

青虫さんに気づいたおばあちゃん、

美味しいラズベリーの粒を

あなたもお好き?さあ、どうぞ♪

青虫さんは

僕ははっぱの方が好きなんだ♪

おばあちゃんは嬉しくなって言いました。

そうね、好きなものはみんな違うのね♪

みんな違って楽しいね♪

するとそこに

ピーピー、チチチ!

あたたかい春の愛の歌が聞こえてきました。

鳥さんたちが

素敵なパートナーを探しているようです。

あ、二羽のおしゃれな鳥さんが

綺麗な声で歌を歌って

おいかけっこをしています!

おばあちゃんとポピーちゃんは

木の後ろに

さっと隠れて

おばあちゃんが

ポピーちゃんに

しーーーー!

ポピーちゃんはとっさに口を抑えて

静かに一緒に見ていると

二羽の鳥さん、どんどん近くに寄り添い始め

綺麗な歌声で一緒に合わせて歌っていると

ハートの形ができてきました!

まーまー、なんて可愛らしいんでしょーーー!

いくつもできたハートの形は

二羽の鳥が一緒に飛び立つお手伝いをしているようです。

そっと寄り添った鳥さんたちが

ぱ!

と一緒に飛び立つと、

おばあちゃんとポピーちゃんもすっかり舞い上がって

一緒に

ぱ!

と飛び出しました。

二羽の鳥さんたちが

嬉しそうに

声をかけてくれています。

今から雲の上までどんどん行って

高く、高く

上がってみるよ!

雲の上は楽しいよ!

そこでおばあちゃんとポピーちゃん、

雲の道を駆け上がりました。

丘を越えて、

山を見渡し、

たくさんの木々は

まるでカラフルなモザイク模様のように見えてきて、

おばあちゃんは楽しくなって歌い始めています。

ほら、聞こえてきますよ、

おばあちゃんの歌声が!

ルンルン、

ラララ

爽やかな

春の暖かい風の中を

ふわふわと浮かぶ雲の上に

小さなおばあちゃんとポピーちゃんが

ぴょんぴょん、

ぴょんぴょん。

上へ、上へと上がって行きます。

下に見えるたくさんの森や山を

高みから自由に幸せな気持ちいっぱいで

見下ろしながら。

 

Fancy Granny Other episodes 他のお話とイラスト

 

 

 

 

Fancy Granny stories おしゃれなおばあちゃんのお話 5

真っ暗な洞窟をくぐり抜けると

明るい光と影の世界。

遠くまで見渡せる

小山や砂漠、

森や海。

まーまー、これは。

どこから冒険しようかね?

小さな身体のポピーちゃんは

怖くてがっしりおばあちゃんにつかまっています。

遠くに聞こえる

滝の音。

ざーざーざーざー。

ピーチクパーチク

鳥の声。

おしゃれなおばあちゃん、

嬉しくなって

幸せいっぱい。

嬉しそうなおばあちゃんの

後ろから

ドスン、ドカン

トロールが!

おばあちゃんの笑顔に

興味いっぱい。

ドスン、ドカン。

おばあちゃんは

ルン、ルン、ルン。

サバンナへ着くと

きれいなおしゃれな

キリンさん。

おやおや、

あっという間に仲良しに♪

かわいい洋服をこうかんこ。

だれでもおしゃれになれるのね♪

そうそう、

木々ともすっかりお友達。

真っ赤な太陽に照らされて

おばあちゃんもおしゃれな傘を

広げてみます。

ふと気がつくと、

ここはとある南の島の溶岩の上。

もくもく上がる

煙の中に、

真っ赤な溶岩が

飛び出しています。

気づくと真っ黒な溶岩の中から

ひょっこり、

しっかり

生えた芽が。

おばあちゃんとポピーちゃんは

早速川から水を持ってきました。

からからの大地の上に

大きな木々を茂らせる

大地の生命力に

大感動。

おばあちゃんは

早速

筆を取り、

紙の上に愛情表現。

すると

筆がするすると、

おきな七色の光を発しました。

おばあちゃんは大喜び!

これはしまっておきましょう、

と早速

宝の

引き出しへ。

カン、カン、カン

と、ハシゴを登り、

大きなおほしさまに

形を変えて。

また一つ見つけた

宝の冒険

しっかり引き出しに収まりました。

明日はどんな冒険が待っているのでしょう!

★★★★★★★★★★★★★★

他のおしゃれなおばあちゃんのお話とイラスト

Fancy Granny Stories おしゃれなおばあちゃんのお話 4

何かを思いついたように

家を飛び出したおばあちゃん。

おばあちゃんが大好きなポピーちゃんも一緒のようです。

大波に向かって進む船、

おばあちゃんは望遠鏡を覗いています

が、

何が見えるのかな?

ハートやお花のような

波の模様?

到着したのは砂の上。

不思議な力がいっぱいの島。

おばあちゃんは早速

やさしく厳しい

海の波間に

あったかい

キスのご挨拶。

いっぱい、いっぱい、

大好きな島へ

愛情表現。

お友達もいっぱいいます。

元気いっぱいの

緑や黄色、

赤や青の

カラフルな

それはそれは

輝くみんなが

待っています。

島の上にも

海の中にも。

お久しぶりね、ウミガメさん。

今日はどこまで

案内してくださるかしら?

緑や黄色

赤や青、

ここでもいっぱい

輝くみんなが

待っています。

おやおや、おばあちゃん

スカートがめくれています。

ぶんぶん

大きく

足を広げて

水を

蹴ったら

お口から

空気の泡

ぽん、ぽん、ぽん。

あらあら不思議

お花になった。

浜に戻ったおばあちゃん

ぺたぺた

パンパン、

お砂でお山を

作っています。

ふと遠くから、

不思議な声が聞こえます。

太陽さん、

遠くに何が見えてるかしら?

みんな笑顔でいるかしら?

きらきらお月様に導かれ、

今度はおばあちゃん、

海原へ。

ぽーんと飛び出し

ひとっ飛び。

お水の上を

ぴしゃぴしゃ

ポワン

おばあちゃんの足元に

丸るく

輪っかを

生み出しながら、

ぴしゃぴしゃ

ポワン

声が聞こえる

海の向こうへ。

みんなが笑顔でありますように。

★★★★★★★★★★★★★★

他のおしゃれなおばあちゃんのお話とイラスト