Fancy Granny Stories おしゃれなおばあちゃんのお話16

この日のおばあちゃんとポピーちゃんは

見晴らしの良い、東の国の丘へ来ています。

遠くの山まで見渡せて

カラフルなケーキがたくさん敷き詰められたような

村々でいっぱい!

おばあちゃんは嬉しくなって、

近くにあった雲の上に

ぴょん!

と上がりました。

シャンシャン

シャラシャラ

おばあちゃんが踊り始めると

いつの間にか

おばあちゃんと一緒に

東の国の二人の妖精さんが

一緒に楽しく

楽器を奏で始めています。

楽しく歌って踊った後に、

妖精さんたちが言いました。

西の国で生まれたユニコーンは

ご存知ですか?

ユニコーンには頭に一本角がついていて

それはそれはお菓子のようにカラフルで

綺麗なたてがみの馬なのです。

あまりに美しいので

一緒に歌って踊っていただきたいと

東の国にもお連れしたところ、

ユニコーンが袋から飛び出して

どこかへ遊びに行ったまま戻らないのです。

見つけるお手伝いをしてくれませんか?

そして、妖精さんが大きな袋を出しました。

空を飛ぶのに必要なお友達を紹介します。

と言いながら

袋を開けると、

びっくり仰天!

東の国の大きな龍が飛び出しました。

龍はおばあちゃんにゆっくり挨拶をして、

おばあちゃんを首の上に乗せました。

一緒にいたポピーちゃんには

妖精さんが、ユニコーンに渡して欲しい羽を手渡し、

この羽を上下に動かすと

空を飛べますよ。

ポピーちゃんは思いっきり上下に動かしてみました。

すると一瞬で高い、高い、

空の上へ!

おばあちゃんの乗る龍も

高い山々の間を

上がったり下がったりしながら

飛んでいます。

高く、高く

楽しく思いっきり飛んでいると

おひさまが

にっこり。

おばあちゃんとポピーちゃんは

大きく手をふっておひさまに挨拶をすると

おひさまはさらにぽかぽか

明るく照らしてくれました。

ふ、と気がつくと、

素敵で可愛らしいユニコーンが

ぽかぽか、

きらきらした

おひさまの光に誘われて

踊りながら現れました。

普段はなかなか人に近づかない

ユニコーンですが、

おばあちゃんたちの楽しそうに空を飛んでいる姿に

惹き寄せられて

安心して近づいてきました。

そして一緒に、

すやすやすやすや。。。

おひるねの時間。

すると、

お花畑で眠っているおばあちゃんとユニコーンが

可愛い楽しいお菓子の夢を見始めました。

まだまだ遊びたくて仕方のない

いたずら好きのポピーちゃんが

夢を食べるバク君と一緒に

ぱくぱくぱくぱく。。。

美味しいお菓子を食べ始めました。

美味しい夢を見て

楽しい時間をいっぱい過ごした

おばあちゃんたちは

そろそろ帰る時間になりました。

ユニコーンも心地よく疲れ、

妖精さんの待つ東の国へ

一休みしに行くことにしました。

ユニコーンは自分から

ぴょーーーーーん!!!

と東の国の入り口の袋へ

飛び込んでいきました。

ポピーちゃんはユニコーンにあげる羽を

渡し忘れていたことに気づき、

急いで袋へ羽を放り込みました。

おばあちゃんとポピーちゃんは

楽しい時間を過ごしながら、

東の国の妖精さんの

お役にも立てたようですよ。

ほらほら、おばあちゃんの声が聞こえてきます。

明日はどんなところで、

どなたに出会えるのかしらね?

 

Fancy Granny Other episodes 他のお話とイラスト

Fancy Granny Stories おしゃれなおばあちゃんのお話15

ほんのり月明かりが照らす都会のひととき。

どこからともなく、

ひゅーーーーーーーーーーーーーーん。。。

今夜も自由自在に飛び回るおばあちゃん。

ピンクのリボンで結んだロープで

高いビルの間を

ひゅん、ひゅん、ひゅん、ひゅん。

うっすら汗をかきながら

大急ぎでどこかへ向かっているようです。

あ、

昼間のかけっこで一位になれなかった

大好きなポピーちゃんのところに来たようですよ。

ぷりぷり

しくしく

しているポピーちゃんに

おばあちゃんがゆっくり話しかけます。

あらあら

可愛いお顔が涙いっぱいでまっかっか!

ポピーちゃん、

いっしょうけんめい

だれのために、

走ったの?

そういって、おばあちゃんは

ポピーちゃんの手を取りました。

その瞬間、

ふわっと身体が浮いて

気がつくと高い木の上にいます。

ピー、ピー、ピー!

賑やかな鳥の声がします。

一羽の小さな鳥が、

巣から飛び出そうとしています。

お父さん、お母さん鳥たちが

優しく、厳しく見守る中で

兄弟の鳥達が巣の中から大声で応援しています。

飛べるぞ、飛べるぞ!

バタバタバタバタ!

そして、

ふわ!

飛び立ちました!

わーーーー!!!

とみんなでおお喜び!

これで自由に飛ぶことができるのです!

そして今度は大草原へ。

生まれたばかりの小さな子馬が

足をおもいっきりふんばって、

立ち上がろうとしています。

足をぶるぶるさせながら

ゆっくり、ゆっくり、

でも確実に

足をまっすぐにしています。

気がつくと

ポピーちゃんも全力で応援しています。

生まれて初めて立ち上がった子馬。

ポピーちゃんは嬉しくて涙が出てきました。

早く走るために生まれてくる子馬。

その最初の一歩は、

まず、

ゆっくりと確実に立ち上がる事なのです。

おばあちゃんは、まだまだ飛んでいきます。

今度は大きな川へ。

もっと安全なところで子供たちが育つよう、

お母さん鮭たちが

一生懸命滝を登ろうとしています。

川を力いっぱい上がっていくのです。

ポピーちゃんは

思わず手をにぎりました。

そしてついに、

お母さん鮭は川を登りきりました!

これでこれから生まれてくる稚魚たちが

安全に生まれてこられます。

そして、鮭が上っていった滝の先を見ると

大きな大きなおひさまが

きらきらきらきら、

輝いています。

そう、

おひさまは

自分の身体の中で

小さな粒子をぶつけあって

大きな爆発を起こし、

自分から輝いてみんなを照らしているのです。

それは、

おひさまにとって

毎日

ただただ、

前へ前へ、

進むことなのです。

そのおひさまに照らされて、

おばあちゃんもポピーちゃんも

良いこと、悪いこと、

次々に押し寄せる

谷を越え、山を越え、

少しずつ、

自由自在の

世界へと、

上がっていきます。

ポピーちゃんは

かけっこも、鳥が飛ぶことも、お母さん鮭が泳ぐことも

全部、みんなが

それぞれ

前進するための一歩を

ただ、ただ、

進んでいるだけなんだ

と気が付きました。

みんなが早く走っても、

ポピーちゃんが走るその一歩は

ポピーちゃんの前進なのです。

あ、

おばあちゃんの声が聞こえてきます。

悔しくて悲しい想いの谷に落ちても、

止まらず登って歩いていくと

次の谷の底は

前より深くなくて

気がついたら前より少し

強く、自由になっているはずよ

一つ、

一つ、

おひさまの光のように

あたしたちも

おもいっきり輝いていきましょう!

明日、もっと自由に、

いろんな所へ冒険に行かれるように!

 

Fancy Granny other episodes 他のおしゃれなおばあちゃんのお話とイラスト

 

Fancy Granny Storiesおしゃれなおばあちゃんのお話14

この日、

おばあちゃんは、ある男の子に出会いました。

ポピーちゃんをいつも、

ぷりぷり怒らせたり、

しくしく悲しませたり、

なかなか笑顔になれない男の子です。

出会ったしゅんかん、

おばあちゃんは男の子にかけよりました。

おばあちゃんには

見えていたんです。

大きく、おそろしく見せている姿の下に

小さくうずくまっている

寂しさいっぱいの男の子が。

おばあちゃんはさっそく

男の子の心の中へ。

ポピーちゃんには

いろんな模様でいっぱいの、

大きなハートが見えました。

そう、おばあちゃんは心の中へ入るカギを持っているのです。

ポピーちゃん、いっしょにおいで。

かちゃかちゃ、

かちり。

ハートのドアが開きました。

おばあちゃんは、入ったドアを開けたまま

薄暗い階段を

ゆっくり、ゆっくり、

下りて行きます。

淡いろうそくのような光が

空中に浮いている、

不思議な、空間です。

振り向きもせず奥へ、奥へと下りて行くと、

世界は

どんどん、どんどん、

不思議さいっぱいになっていきます。

ポピーちゃんは、数字や文字でいっぱいの

黒い頭のひとかげに気を取られました。

おばあちゃんは、そんなものには目もくれず、

さらにどんどん、

奥へ、奥へと下りて行きます。

そのうち、

大きな恐竜や

大きなサル、

大きな三角の建物に

不思議な人々

みんながみんな、

怖い目をしている

いろんなものでごちゃごちゃの世界が。

どんどん不安と悲しさいっぱいになるポピーちゃんに

気にしない、気にしない。

もうすぐよ。

そういっておばあちゃん、

スピードを上げて

奥へ、奥へと下りて行きます。

すると、急に目の前に

ぱーーーーーーーーーーっ!

と開いた輝くハート!

おばあちゃんは大きな笑顔になって、

すかさずハートに優しくさわりました。

ポピーちゃんもあとに続いてさわってみます。

ほんわか

あったかく、

なんともやさしさいっぱいの

そのハート。

びっくりしたポピーちゃんは

それが

いつもいじわるな

男の子の心のあたたかさだ、と気が付きました。

みんなにあるのよ、

このハート。

おばあちゃんはそう言うと

手から同じハートをいっぱいのばして

びゅーーーーーーーーーーん!

と、一瞬のうちに

お空へ大きく飛び出しました!

ポピーちゃんは、

わくわくわくわくしました!

そう、

男の子の怖い顔は

いっぱいの寂しさを隠すための、

お面だったのです。

そして

あんなにあたたかくてやさしいハートが

ポピーちゃんの心の中にも

みんなの中にもある、

そう気がついたからです。

そして、

みんなに教えてあげたくなりました。

そこでハートのお手紙にして

男の子にも、

学校のお友達にも

道で会う知らない人にも、

みんなにあげたくなりました。

そして

ポピーちゃんも自分の心のカギを見つけたくなりました。

おばあちゃんはどんな風にカギを見つけたの?

おばあちゃんは笑顔で言います。

うふふ。

必ず分かるわよ。

見つけた時はおばあちゃんを心の旅へ

連れて行ってね♪

Fancy Granny Other episodes 他のお話とイラスト

Fancy Granny Stories おしゃれなおばあちゃんのお話13

海の近くでふわふわ浮いて

遠くから大きな街を見たおばあちゃんとポピーちゃん。

街のキラキラした光を見たとたん、

のんびり浮かんでいた泡を乗り捨てて

お掃除のほうきやブラシで

びゅーんびゅん!

空の上から見える畑や森は

小さなクッキーをたくさん集めたような

モザイクもよう!

いろんな色でかわいいね!

街に近づくと

大きな、大きな時計が

どーーーーーん!

カチコチカチコチ

音を立てて

にぎやかな街へのいりぐちで

迎えてくれています。

いらっしゃい、

いらっしゃい、

遠いところからよく来たね!

ポピーちゃんが何かに気がついたようです。

降り立った明るい場所には

お花をいっぱい身につけた建物と

黒い箱のような帽子をかぶってにこにこしている人が立っています。

大きな人と

小さな人と

おやおや、ポピーちゃん、

小さな男の子が気になるようです。

お花にかくれてはにかむポピーちゃんに

お花のようになって見守るおばあちゃん。

あ、男の子も気づいたようです。

うっすら暗い夜の光に

お花とライトで

空気がほんのり、

ももいろになっています。

うすぐらくなったそのしゅんかん、

気がつくとおばあちゃんたちの前には

ある古代せかいのきゅうでんの守り神があらわれました。

大きな街から

ふたりはまたまた時間を越えて

違う世界に住んでいるお友達に会いに行くことにしたようです。

大きなつばさの門番に

深く頭を下げてごあいさつ。

おばあちゃんは歌いました。

どうぞ通してくださいな。

こちらの心のとびらも開きましょう。

するととびらが

ガガガガガ。。。

音を立てて開いていきます。

あ、早速お友達がむかえに来ているようですよ。

おお喜びしたおばあちゃん。

古代の街のみんなの首に

おばあちゃんとおんなじ

赤いスカーフをあげています。

あれあれ

まーまーー!

とっても良いわね!

よく似合う!

時間と空間を飛び越えて

思いのまんま

遊ぶおばあちゃん。

ポピーちゃんも

一緒になって

たくさんの思い出を作っているようです。

遊びつかれてひとやすみ。

おばあちゃんが微笑みながら

お話する声が聞こえます。

 

扉を開ける大事なカギは

実はみんな持っているのよ。

ほらほら、ポピーちゃん、

きらきらきらきら

まぶしいでしょう?

心のとびらを開けるとね

みーんなびっくりするような

深くて広い世界にすぐに

行けるの。

本当はみんな、

みーんな

持っているのよ。

不思議な世界を開くカギ。

ね、ポピーちゃん、

明日はどこの世界の扉を開こうか?

Fancy Granny other episodes 他のおしゃれなおばあちゃんのお話とイラスト

Fancy Granny Storiesおしゃれなおばあちゃんのお話12

この日は夜中にふと目が覚めたおばあちゃん。

気づくとお部屋のドアが開いていて

ほんのりだいだい色の明かりが入ってきています。

ぐっすり眠っていたはずのポピーちゃんも起きてきて

二人でしょぼしょぼお外を覗いてみますが

そこには、なんと。。。

じかんと空間をこえた

ふしぎな道が見えています。

そして

気づくと

お部屋に消したはずのろうそく

ゆらゆらゆれていろんな影の形を作りだしているのです。

お部屋の影は

だんだんと

なにやらたくさんの景色に変わっていき、

おばあちゃんとポピーちゃんは目を見はりました。

大きなお魚や大きな恐竜、

そして二本足で歩くサルに

大きな鳥。

遠くにロケットも飛んでいます。

おばあちゃんとポピーちゃんは

この夜、じかんと空間を飛びこえました。

大きなきょうりゅうが遊ぶばしょでは

きょうりゅうの首をすべりおりて遊んでいます。

大きなサルの娘さんとも

かけっこをして、

一番キラキラしたおほしさまを探しています。

あ、

おばあちゃん、

おほしさまを見つけたようです。

おばあちゃんはキラキラしたおほしさまをめざして、

気がついたら

高い、高い

ひまわりのてっぺんにまでのぼっています。

ポピーちゃんは、

おつき様にむすんだ

ブランコで

お花さんとお話しながら

ぷーらぷら。

そうこうしていると、

こんどは

大きなお魚と一緒に

もちろん海の中にもとびこんでいます。

ざぶーーーーーーーーーーーーん!

おおきな音を立てて飛び込んだら

おおきなあわがおふとんみたいに

ふわふわ

しゃわしゃわ

みんなのまわりをかこんでいます。

ふわふわでとっても気持ちが良くて

気がついたら泡に乗って

ぷわぷわ

ふわふわ

じかんをこえて

こんどは大きな街へやってきました。

あ、おばあちゃんの声が聞こえてきます。

みんないろんなものを作ってきたね。

ほらほら、あんなに大きなたてものや

色とりどりのじどうしゃと。

これからはどんなものを作るんだろう?

はて、みんなの心の中にも

たくさんの世界が広がっていることを

知っているのかしら?

みんな

今夜どんな世界をのぞき見て

明日はどんなものを作るのかしら?

あたしは明日、

どんな明日を作ろうかしら?

じかんはどんどん流れていくね。

他のおしゃれなおばあちゃんのお話とイラスト

Pencil drawing: Eyes 鉛筆絵:瞳

In the local drawing class in Nice, we practiced drawing eyes yesterday.

We used a model of eyes in any magazine we found, and calculated

the size of them, then drew the zoomed eyes on a paper.

クラスで瞳をリアルに描く練習。

雑誌などにあるモデルさんの小さな瞳をズームアップして、

大きいサイズにして紙にリアルに描く練習です。

The actual eyes in the original photo was 5cm,

and I zoomed them in 15cm.

 I also changed the angle little bit.

写真の瞳は5cm.

大きな紙を持っていたので、15cmに引き伸ばし、

アングルも少し変えて練習をしてみました。

It was a good practice for drawing an image in different perspective.

視点を変えて描く良い練習になりました。

◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉

Please feel free to contact me from Contact

if you have any questions about orders

for

Illustration and paintings.

作品についてやご注文の

お問い合わせは

こちらのサイトから

お気軽にお送りください★

Information for May 2018

5月のお知らせです♪

絵葉書などを売っていただいているお店

もよろしくお願い致します☆☆☆

For post cards and original book marks are also available at

BD Fugue Cafe

in Nice, France

Exhibition will be alsoheld at the cafe in May for1 month.

5月に1ヶ月間展示を予定しています。

BDFUGUE CAFE

31 Rue d’Angleterre
06 000 Nice, France

ETSYで絵葉書やブックマークなども売っていますのでこちらもどうぞよろしくお願いします☆

You can get these post cards from my Etsy page

Using Coffee for illustration:コーヒーを使ったイラスト

This illustration has left to new hands few days ago.

For this illustration, I used pens and coffee.

The part of the cup in this illustration,

I used coffee to color it.

If you are a coffee drinker, you keep the coffee powder, and put little bit of water and mix.

Try to use the coffee colored water with a brush. The light brown color appears on a paper.

数日前に新しい持ち主さんの手に渡っていったオリジナルイラスト。

このイラストの中の女性が持っているカップの色の部分にはコーヒーを使っています。

コーヒーを飲む方なら、コーヒーメーカーに残る粉の残りを入れ物のに入れ、水を少し入れて混ぜます。

筆をその水に浸して紙に置くと、うっすらと茶色に色付けしてくれます。

 

Here is one of  illustrations

 which was sold at exhibition in Tourrette France.

This is displayed at one of Aikido Dojo in Nice.

Coffee is also used for this illustration.

In this illustration below, I made a simple stamp with wine corks

and I used them for the light brown circles around the tree.

下の作品は昨年Tourrette Franceで展示をした時に売れていったイラストで現在は

ニース旧市街合気道道場に飾っていただいています。

このイラストでもコーヒーを使っています。

この作品の場合は、コーヒーにワインのコルクで作ったスタンプを浸し、

それを紙に押し付ける感じで、木の周りの丸い模様を作りました。

コーヒーと水彩作品:夕刻の会話 Coffee-stained Illustrations: Conversation in an evening

There are more illustrations that I used coffee for coloring.

I will introduce them later on blog.

他にもコーヒーを使った作品はいくつかありますが、

また機会を見つけてブログで紹介したいと思います。

★★★★★★★★★★★★★

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Color chart :Acrylic /Water color アクリルと水彩色作り

Here is a color sample with Acrylic and Water color for the next project.

It helps me to choose medium and colors♪

アクリルと水彩を使った色チャートです。

これからのプロジェクト用で、イラストを描く時色とメディウムを選ぶのに使います。

The first test in an illustration.

In the flower part : Water color : Ultramarine Blue and Lemon yellow/ Acrylic : White and Pathalocyanine Blue

最初のイラストでテスト。

お花の部分には水彩でウルトラマリンとレモンイエロー,アクリル絵の具にチタ二アムホワイトとパサロブルー。

Ok, now, a test with a little bigger illustration?

Water color: Ultramarine blue, Violet, Prussian Blue, and Lemon Yellow

Acrylic : Ultramarine blue, White, Pathalocyanine Blue, Cardimium yellow, Quinacridone Magenta

もう少し大きめのイラストでもテストしてみようかな?

水彩:ウルトラマリンブルー、ヴィオレット、プルジアンブルー、レモンイエロー

アクリル:ウルトラマリンブルー、チタニアムホワイト、パサロブルー、カーディミアムイェロー、キナクリドンマジェンタ(紫)

More test of this style continues♪

テストイラスト、まだまだ続きます♪

 

 

 

 

Bologna Children’s book fair 2018 Italy/ イタリア、ボローニャ国際絵本市2018

 

Here’s an article about  Bologna Children’s Book Fair 2018!

行ってきました、ボローニャ国際絵本市2018!

Bologna, Italy. Seated at a table at Osteria dell’Orsa, a local restaurant, I can’t help but notice the long line of customers waiting outside. Inside the dining room, it is almost as if the menu of the restaurant did not exist, as the long tables are filled with people all eating the same dish of meatsauce tagliatelle, a dish almost universally known outside of Italy as “spaghetti bolognese”. The recipe of the meat sauce called “Bolognese” was actually first described in a recipe book published in 1891 by Pellegrino Autusi. The sauce was later registered by the Italian Academy of Cuisine in 1892 with the Bologna chamber of Commerce. The original form of ragù (meat based sauce in Italian) now exists with many traditional variation inside and outside of Italy.

イタリア、ボローニャ。Osteria dell’Orsaという、ローカルレストランではお店の前の長い列に気が付かずにはいられませんでした。お店の中の長めのテーブルには、メニューを見る必要がないかのように、全てのお客さんがスパゲティのミートソースを注文していました。この手打ちパスタにかかっているソースこそ、世界中で愛されているスパゲティボロネーズ。このお料理、実は最初にレシピとして誕生したのは1891年、イタリア人のビジネスマンでありライターだったPellegrino Autusiという人のレシピ本に登場し、1892年にはボローニャの商工会議所にイタリアの料理学会によって提出されたそうです。元々ラグーと呼ばれるこの肉のソースは、様々な形にしながら今でも伝統的レシピとしてイタリア内外で料理されています。


One wonders what would have happened if the recipe had not been published in Pellegrino Autusi’s originally self-published cooking manual. One great recipe might have been simply forgotten: that is the true power of books.

もしこのレシピがPellegrino Autusiさんの自主出版されたレシピ本に登場しなかったら、この素晴らしいレシピは今でも残っていたのでしょうか?もしかすると、この愛されているレシピは忘れ去られてしまっていたかもしれません。ここに本の力を感じます。

For more than 50 years, the city of Bologna has also been the host of a unique book-related event: the Bologna Children’s Book Fair is the leading trade fair for children’s books in the world. The Fair first opened at Palazzo Re Enzo, on April 4, 1964 and is now held a the Bologna Fiere Exhibition Centre where it attracts over 25,000 visitors per year. Two years after the first event, an Illustrator Award was created an event followed a year later by the inauguration of the Illustrators Exhibition. This fast growing event quickly caught the interest of many famous illustrators. In no time, it became internationally famous and is now one of the few places to meet and debate with authors, illustrators, and experts. The Fair keeps expanding and now devotes an entire space to digital publication.

さて、50年以上ボローニャで続いている本関連のイベント、ボローニャ国際絵本市という絵本のイベントは、世界中でも一つの大きな本の商業的イベントとして知られています。最初に開かれたのは1964年4月4日にボローニャ近くのPalazzo Re Enzoという街でした。今では国際展示場Bologna Fiereで行われ、毎年2万5千人ほど訪れるようになるほど人気を集めたそうです。その最初から2年後の1966年、イラストレーター賞が設立されイラストレーターの展示が開設されました。このイベントの初期の早い成長はたくさんの有名なイラストレーターの興味をそそることになりました。それから間もなく、この絵本市は国際的に知られるようになり、著者、出版社、イラストレーター、プロの方々との商談や会議などが開かれるようになったそうです。最近ではデジタル分野にも場を広げているそうです。

 

The Fair opens for four days: the 2018 edition ran from March 26 to 29. Four different areas are open, centered around the Digital Cafe, Authur’s Cafe, the Publisher’s Cafe, and the Illustrator’s Cafe. Walking around the different areas, one can catch many different languages as publishers, writers, and illustrators from all over the world attend the Fair to expand their network and open up opportunities to develop their career.

今年、2018年度では3月26日から29日までの4日間開催されました。会場は、デジタル分野、作家分野、翻訳分野、イラストレーター分野の4分野で構成されていて、会場を歩いてみると、世界中から集まった出版社やライター、イラストレーターの方々が幅広く、ネットワークを広げようと商談をする様々な言語が耳に飛び込んできました。

The Illustrator area has been a part of the Fair since 1967. In addition to the area occupied by exhibitors, several display walls are made available to everybody: visitors can use them to display postcards, illustrations, posters and business cards. It did not take long to see them filled with colorful artwork from the top all the way down to the floor.

イラストレーター分野の会場ではなんと1967年から世界中のイラストレーターに作品を公表する場を設けているそうです。会場にはイラストレーターがポスターなどを貼る壁も設置されていて、初日で壁いっぱいに貼られるカラフルなイラストやポストカード、ビジネスカードは床にまでいっぱいになっていました。イラストレーターが作品を紹介しやすいようになっているようです。

Similar events are now also held in the United States and in Japan. One partner of the Bologna Fair is Children’s Book Fair of America, that will organize the New York Rights Fair from May 30 to June 1, 2018. China will also host a fair in November 2018, organized by the China Shangai International Children’s Book Fair.

フェアはイタリアでだけではなく、アメリカや日本などで展示を開くこともあるそうです。元々アメリカのBologna Children’s Book Fair が主催者のため、The New York Rights Fair としてアメリカで5月に開催されるそうです。また、今年は China Shanghai International Children’s Book Fair (CCBF)が共同主催者のため、今年11月には上海でフェアが行われるそうです。

Every year, a competition open to any illustrator is held: each application must consist of a set of five illustrations for a single story. They can be new original pieces or may already have been published in the two years prior to the application deadline.

また、毎年フェアで展示ができる公募コンペも行われています。一つのストーリーに5枚のイラストを作れば誰でも参加できます。作品は提出日より2年前までに出版した作品からまだ出版されていない作品まで、平等に審査されます。

You can find information about the competition here.

毎年フェアで展示ができる審査のための公募情報はこちら

Other awards also take place during the Fair: the Bologna Raggazi Award, the International Award for Illustration of the Bologna Children’s Book Fair Foundation SM (for illustrators younger than 35), the Ars in Fabula Grant Award (for illustrators younger than 30). Winners are announced at the Fair. It is not just about illustrators and authors: publishers also compete for the Bologna Prize for the Best Children’s Publishers of the Year. And as the media keep evolving, a Bologna Ragazzi Digital Award has more recently been created for digital artists.

フェアでは他にも、the BolognaRagazzi awardsという世界的に有名なイラストレーターのコンペで賞もあり、この賞を取ったイラストの原画も展示されます。イラスト部門での賞には他にもInternational Award for Illustration Bologna Children’s Book Fair – Fundación SM(35歳以下のイラストレーター対象)やARS IN FABULA Grant Award(30歳以下のイラストレーターが対象)などがあり、見本市のプログラムの中で受賞者が発表されるようです。他には出版者のためのBOP – Bologna Prize for the Best Children’s Publishers of the Yearや、最近活発になっているデジタル部門ではBolognaRagazzi Digital Awardなどがあります。

 

Similar events are now also held in the United States and in Japan. One partner of the Bologna Fair is Children’s Book Fair of America, that will organize the New York Rights Fair from May 30 to June 1, 2018. China will also host a fair in November 2018, organized by the China Shangai International Children’s Book Fair.

フェアはイタリアでだけではなく、アメリカや日本などで展示を開くこともあるそうです。元々アメリカのBologna Children’s Book Fair が主催者のため、The New York Rights Fair としてアメリカで5月に開催されるそうです。また、今年は China Shanghai International Children’s Book Fair (CCBF)が共同主催者のため、今年11月には上海でフェアが行われるそうです。

 

The next Bologna Children’s Book Fair in Bologna will be held from 25 to 28 in March in 2019!

来年度の日程は2019年3月25日から28日!

One more video from the faire?

もうひとつ会場の様子の動画です。

 

 

 

 

 

 

 

Fancy Granny Story おしゃれなおばあちゃんのお話11

この日のおばあちゃんはどうやらお台所でお料理中。

大きな具材で大きなサンドイッチを作っています。

いろんな野菜やチーズを挟んで

端と端に両手を当てて、

ポピーちゃんとおばあちゃんで

よいしょ、よいしょ、よーーーいしょーーー!

今度はクッキー?

粉やバターと卵で作ったクッキー生地を

テーブルの上で

ぐーんと伸ばし

いろんな形を繰り抜いています。

丸い形に

ハートの形

星やはっぱに

わくわくわくわく!

さー、いっぱい焼きましょう!

おばあちゃんがあたたかくしたオーブンで

柔らかかったクッキーの生地が

どんどん、かたーくなっていきます。

するとオーブンの中から

あまくて美味しそうな香りが

ふわふわ漂ってきました。

するとお外に鳥さんたちが。

あらあら、うさぎさんも覗いています。

あれ!おひさまも覗いているようですよ!

ほらほら、もうすぐ焼けるわよ!

甘い香りでいっぱいのお部屋で

たくさんのクッキーが焼けました!

すると、

ふわふわさくさくのグッキーの香りを

おひさまが大きく吸い込みました。

すると香りがおばあちゃんとポピーちゃんを窓から

空へ連れ出しました。

おやおや、まーまー!

紅茶のカップにのっかって

香りの中を

いろんな形のクッキー達と

くるくるくるくる

どんどんどんどん

上がっていきます。

ぐんぐん上がって

雲の上まで行きました。

たくさん焼いたクッキーを

ふわふわしながら

ほくほく食べると

まるでおひさまも一緒に食べているようです。

いっぱい雲の上で遊んだ後は

今度はふわふわ

大地へ降り始めました。

下に着いたおばあちゃんの周りでは

くまさんやうさぎさんたちが

降ってきた紅茶のカップにおお喜びで

くるくる遊び始めています。

するとおばあちゃん、

またまた何かを作り始めたようですよ。

トントン、カンカン

ポピーちゃんも

カンカン、トントン

出来上がったのは

クッキーのおうち!

土台から屋根まで

いろんなお菓子でいっぱいです!

おばあちゃんとポピーちゃん、

どんなもんだい!

おお喜び!

これから森のみんなをご招待して

賑やかな森のパーティになるでしょう。

あ、今日もほら、

おばあちゃんの声が聞こえてきます。

みんな、みーんな呼んじゃいましょう!

クッキーの作り方も教えましょう!

美味しい紅茶も入れましょう!

みんなの笑顔が楽しみね!

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