
朝、燕の声が窓の外から聞こえてきて目が覚める、ニースの8月。
北側にあるバルコニーからは山が見えます。
どこからともなくやってきた雲たちは、
まるで「おしゃれなおばあちゃん」の世界から、仲間たちを連れてきたように見えることがあります。
今日は、入道雲が大きな赤い帽子を作っていました。
その下では、燕たちが朝食をとっています。
そんな景色を眺めながら、ふと、
創作している世界と、今ここにある現実の景色が、少しだけ重なって見えることがあります。
二週間ちょっと前に、初めてアップした「おしゃれなおばあちゃん」のショート動画。
YouTubeに加えて、InstagramとFacebookにも投稿しています。
そして今日、二つ目の動画をアップしました。
今回登場するのは、ポピーちゃん。
小さなことで一喜一憂して、
嬉しくなったり、悲しくなったり、
イライラしたり、落ち込んだり。
そんなポピーちゃんは、
今日はどんなことで喜んで、
どんなことで落ち込んだりするのでしょう。
以前、2年半ほど毎日描いていたシンプルなイラストから、
ほんの少しだけ形を変えて。
今は、ちょっとした場面を思い浮かべながら、
キャラクターたちをショート動画の中で紹介しています。
まだ物語のほんの一部分だけ。
本の中にある世界を、少しだけ切り取って、
こうして外の世界に出してみています。
そして、見てもらいながら、
創作そのものも少しずつ育っていけばいいなと思っています。
ポピーや「おしゃれなおばあちゃん」たちが、
私の頭の中だけではなく、
誰かの心の中にも、ほんの少し住むようになったら嬉しいな。
動画をご覧になった皆さん、
もし何か感じたことがあったら、
ぜひ聞かせてくださいね。
「こんなふうに感じた」
「ここが好きだった」
そんな小さなことで大丈夫です。
誰かが見て、何かを感じてくれることも、
この世界が少しずつ育っていくことのひとつなのかもしれません。
ニースの空の下で、
燕の声を聞きながら。
今日もまた、
小さな物語をひとつ、外の世界へ送り出しました。